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体と健康

目と首の疲れ|近い距離を長時間見る職種の負担

ネイル・まつげ・アイブロウ。姿勢と照明、ルーペ、粉じんと薬剤。細かい作業を続けるための調整を扱います。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • 目を近づけているのではなく、体が前に倒れていることが多い。椅子と施術台の高さを先に直す
  • 暗いと無意識に顔を近づける。店全体の明るさと手元の明るさは別
  • 1日3件と8件では、近くを見続ける時間がまったく違う

ネイル、まつげ、アイブロウ。近い距離を長時間見続ける職種では、目と首に負担が集中します。

立ち仕事とは別の種類の疲れです。負担の全体像は体を壊さない働き方の設計にまとめています。

なぜ目に来るのか

近くを見続けると、ピントを合わせる筋肉が緊張し続けます。遠くを見る時間が無いと、緩む機会がありません。

1件の施術が長い職種ほど、この時間が積み上がります。

首と肩に同時に来る

近くを見ようとすると、頭が前に出ます。頭の重さを首と肩で支え続けることになります。

だから、目の疲れと肩こりは同じ原因から来ていることが多くあります。

施術の合間に遠くを見る

数十秒でも、視線を遠くへ移してください。窓の外、店の奥の壁。

大がかりなことをする必要はありません。回数を優先してください。

姿勢を先に直す

目を近づけているのではなく、体が前に倒れていることが多くあります。椅子と施術台の高さが合っていないと、姿勢で埋めることになります。

高さを調整できるかを確認してください。設備の見方は見学・体験入店で見ておきたいことにまとめています。

椅子の高さで決まる

施術者の椅子が低すぎると、覗き込む姿勢になります。高すぎると、肩が上がります。

自分に合う高さに変えられるかどうかは、毎日の負担を左右します。

手元の照明を確保する

暗いと、無意識に顔を近づけます。手元が十分に明るいかを確認してください。

店全体の明るさと、手元の明るさは別です。追加の照明を使えるかを聞いてください。

ルーペを使う選択

拡大して見る道具を使うと、顔を近づけずに済みます。分野によっては一般的に使われています。

合う倍率は人によって違います。店に用意があるか、自分で買うかも確認してください。

道具の費用を確認する

照明やルーペを自己負担で用意する職場があります。継続的に費用がかかるものもあります。

材料費サロン負担の求人の記載を確認してください。負担の実態は美容師の道具と自己負担にまとめています。

目が乾く場合

まばたきの回数が減ると、目が乾きます。集中しているときほど減ります。

自己判断で市販薬を使い続けるより、症状が続くなら受診してください。原因が別にあることもあります。

施術中に目を触らない

手には薬剤やジェルが付いています。目のあたりに触れないでください。

異常を感じたら、その場で施術を止めて洗い流し、必要に応じて受診してください。

薬剤や粉じんの影響

まつげの施術で使う薬剤や、ネイルのダストは、目や喉に影響することがあります。皮膚だけの問題ではありません。

対処は薬剤で体調を崩したときにまとめています。

換気と集じんを確認する

粉じんを吸い込む設備があるか、換気がされているか。ここが弱い店では、対策が個人任せになります。

見学のときに、においと空気のこもり方を見てください。

眼鏡やコンタクトが合っているか

度が合っていないと、そのぶん近づいて見ることになります。数年前に作ったまま使っている人は、確認してください。

見え方が変わったと感じたら、早めに調べてもらってください。

画面の時間も足し算になる

施術のあとに予約の管理や投稿の作業をすると、目の使用時間がさらに伸びます。

発信の作業を寝る直前にしている人は、睡眠にも影響します。考え方は睡眠と疲労の回復にまとめています。

頭痛が出る場合

目の疲れから頭痛につながることがあります。ただし、別の原因のこともあります。

続く場合は自己判断せず、医療機関で相談してください。

首の痛みが強い場合

しびれや、腕まで広がる痛みが出ている場合は、早めに受診してください。姿勢の問題を超えていることがあります。

腰や肩を含む対策は立ち仕事の負担を減らすにまとめています。

業務が原因なら労災になり得る

業務が原因と認められる疾患は、労災保険の対象になる場合があります。判断は個別の事情によります。

該当するかどうかは、労働基準監督署で相談できます。手順は仕事中のけがと労災にまとめています。

1日の担当件数で決まる部分

3件と8件では、近くを見続ける時間がまったく違います。個人の工夫では埋まらない部分です。

面接で「1日あたり平均何人担当しますか」と聞いてください。他に聞くことは面接で自分から聞く質問にまとめています。

職種ごとに負担が違う

ネイルは細かい作業が続き、まつげは至近距離で長時間になります。アイブロウは1件が短い傾向があります。

内容はネイリストとして働くアイリストになるにはアイブロウリストとして働くにまとめています。

健康診断で確認する

年に一度、体の状態を確認してください。事業者には、健康診断を実施する義務が定められています。

仕組みは健康診断と福利厚生にまとめています。

記録を残す

いつから、どの程度の症状が出ているか。受診の説明にも、相談の材料にもなります。

記憶では、後から説明できません。

続けられなくなる前に動く

目が理由で細かい作業から離れる人がいます。限界まで我慢してから動くと、選べる先が減ります。

選択肢は体力が変わってきたときにまとめています。

求人で見るところ

残業ほぼなしの求人は拘束時間が読め、時短勤務可の求人は1日の作業時間を短くできます。

見学では、手元の照明と椅子の調整範囲を見てください。

新人のうちほど近づく

慣れていない段階では、確かめようとして顔を近づけます。回数を重ねると距離が取れるようになります。

最初の時期こそ、姿勢と照明を整えておいてください。動き方は入職後の最初の90日にまとめています。

年齢とともに変わる

近くが見えにくくなる変化は、誰にでも起こります。細かい作業が中心の職種では、早い段階で影響が出ます。

見え方が変わったと感じたら、調整してください。放置すると、姿勢が崩れます。

施術の内容を組み替える

細かい作業だけを1日中続けるのではなく、別の施術と混ぜる形にできないか相談してください。

担当の配分は店の判断になります。まず伝えてください。

今日からできること

まず、施術中の自分の姿勢を、鏡か写真で確認してください。次に、椅子と施術台の高さを調整できるか試します。

そのうえで、施術の合間に遠くを見る習慣を1つ足してください。数十秒で足ります。

体と健康の記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

なぜ目が疲れるのですか。

近くを見続けると、ピントを合わせる筋肉が緊張し続けます。遠くを見る時間が無いと、緩む機会がありません。1件の施術が長い職種ほど積み上がります。

肩こりとも関係がありますか。

近くを見ようとすると頭が前に出ます。頭の重さを首と肩で支え続けるため、目の疲れと肩こりは同じ原因から来ていることが多くあります。

まず何を直しますか。

姿勢です。椅子と施術台の高さが合っていないと、姿勢で埋めることになります。高さを調整できるかを確認してください。

照明はどうしますか。

暗いと無意識に顔を近づけます。手元が十分に明るいかを確認してください。店全体の明るさと手元の明るさは別です。

ルーペは使ったほうがよいですか。

拡大して見る道具を使うと、顔を近づけずに済みます。合う倍率は人によって違うため、店に用意があるか、自分で買うかも確認してください。

目が乾きます。

まばたきの回数が減ると乾きます。集中しているときほど減ります。自己判断で市販薬を使い続けるより、症状が続くなら受診してください。

粉じんや薬剤の影響はありますか。

まつげの施術で使う薬剤や、ネイルのダストは、目や喉に影響することがあります。粉じんを吸い込む設備があるか、換気がされているかを確認してください。

頭痛や首の痛みが出ます。

目の疲れから頭痛につながることがありますが、別の原因のこともあります。しびれや腕まで広がる痛みが出ている場合は、早めに受診してください。

店の設計で変わりますか。

1日3件と8件では、近くを見続ける時間がまったく違います。「1日あたり平均何人担当しますか」と面接で聞いてください。