美容業界の転職、まず何から始めるか|求人を見る前に決める3つのこと
求人を見る前に決めておきたい3つのこと(勤務エリア・働き方・優先順位)と、応募までの進め方を整理します。
求人票では分からない情報は、見学で確かめるしかありません。当日に見る場所と聞く質問をまとめました。
VANNA Recruit 編集部公開:更新:
求人票に書けることには、限りがあります。忙しさ、スタッフ同士の距離感、道具の状態。入ってから毎日効いてくることは、行かないと分かりません。
見学を受け入れているサロンは多く、申し込むこと自体がマイナスに働くことは、まずありません。
求人票から読み取れるのは、条件だけです。給与、休日、勤務時間。これらは数字で書けます。
一方、空気、忙しさ、指導のしかたは書けません。そして、辞める理由の多くは、書けないほうの側にあります。
「応募を検討しているので、一度サロンを見せていただけませんか」で十分です。日時はサロンの都合に合わせてください。
応募フォームや電話で伝えられます。連絡の型は応募の最初の連絡にまとめています。
希望日を2つか3つ出してください。サロンの休日と、繁忙の時間帯は避けてください。
所要時間も確認しておくと、予定が組みやすくなります。30分から1時間が一般的です。
営業時間中にお願いしてください。閉店後だと、静かな状態しか分かりません。
夕方から夜にかけて行くと、閉店前後の様子も見えます。1日の流れはサロンの1日の流れにまとめています。
気になる求人をいくつか集めてから、まとめて申し込んでください。1店だけ見ても、比べる相手がいません。
最低でも3店は見てください。同じ質問をして答えを比べると、違いが見えます。
何席あって、そのうち何席が稼働しているか。お客さまが待たされている様子はないか。
1人のスタッフが同時に何人を見ているか。同時進行の人数は、そのまま自分の負担になります。
タオル、薬剤、器具が整理されているか。使っている薬剤やカラー剤のメーカー。シャンプー台やドライヤーの状態。
散らかっている店では、その片付けが自分の仕事になります。
手入れの状態は、サロンがスタッフの作業環境にどれだけ気を配っているかを表します。刃が欠けたシザー、動きの悪い椅子、切れかけた照明。
放置されている店は、他の部分も同じです。
シャンプー台、セット面、施術台。自分の身長に合っているかを確認してください。
調整できない設備で、毎日8時間は続きません。負担を減らす方法は立ち仕事の負担を減らすにまとめています。
薬剤を扱う場所のにおいがこもっていないか。換気が悪い店は、手荒れ対策も弱い傾向があります。
対策は美容師の手荒れを防ぐにまとめています。
指示の出し方、返事のしかた。手が空いた人が自然に手伝っているか。休憩を取れている様子があるか。
短時間でも、声のかけ方には職場の空気が出ます。
営業中は、誰でも表向きの顔になります。休憩時間の様子には、関係性が表れます。
会話があるか、特定の人が孤立していないか。考え方は職場の人間関係にまとめています。
自分が担当することになる客層です。会話の量、話す内容、距離の取り方。
自分がそこに立っている姿を想像できるかを確かめてください。価格帯との関係はサロンの価格帯と客層にまとめています。
遠慮せず聞いてかまいません。答えにくそうにされたら、それも情報です。
聞きにくい質問こそ、入る前に済ませてください。質問の作り方は面接で自分から聞く質問にまとめています。
平均的な1日の来店数と1人あたりの担当数、終業時刻の実際、練習や研修の時間帯。
加えて、練習時間に給与が出るか、直近1年で入った人・辞めた人の人数、指名がついたときの給与の変化。この6つです。
人数の割に出入りが多い職場には、理由があります。あわせて「一番長い方は何年目ですか」も聞いてください。
長く働いている人が複数いる店は、続けられる環境です。
「前任の方は、どういう理由で辞められましたか」。答え方に、店の姿勢が表れます。
前の人を悪く言う店は、自分が辞めるときも同じように言われます。
「分からないときは、どなたに聞けばよいですか」。決まっている店は、仕組みがあります。
決まっていない店では、指導が個人の裁量になります。
営業時間内か閉店後か、賃金が出るか。「研修制度充実」と書かれていても、この部分までは分かりません。
判断の仕方は営業後の練習と勉強会にまとめています。
実際に手を動かす時間を持てます。見るのは技術だけではありません。
指示が具体的か、放置されないか。分からないことを聞ける相手がいるか。昼食や休憩をどう取っているか。
実際の業務を行った場合、それは労働にあたるため賃金が発生します。何時間、何をするのか、賃金が出るのかを事前に確認しておいてください。
無給で長時間の業務をさせる店は、その時点で判断材料になります。進め方は体験入店で見られていることにまとめています。
少人数サロンでは、教えてくれる人が特定の1人に絞られます。その人の指導方針と相性が、そのまま働きやすさになります。
見学では「誰が教えてくれるのか」を必ず確認してください。
研修が体系化されている代わりに、担当を持つまでの期間が長いことがあります。同期の人数と、デビューまでの基準を聞いておくと比べやすくなります。
違いはサロンの規模による働き方の違いにまとめています。
見学の日は、実際に通勤する時間帯に行ってください。昼間と夕方では、混み方も所要時間も変わります。
一度通ってみると、続けられるかが分かります。考え方は通勤とエリアの決め方にまとめています。
その日のうちにメモを残してください。時間が経つと、複数のサロンの印象が混ざります。
良いと思った点を3つ、気になった点を3つ。そして「ここで1年働いている自分」が想像できるか。
3つ目に迷いが出るなら、もう1回行くか、別のサロンも見てから決めてください。条件が拮抗したときは、2回目の見学が有効です。
2回目のほうが、冷静に見られます。比べ方は内定を複数もらったときの比べ方にまとめています。
未経験歓迎の求人やブランクOKの求人では、見学を前提にしているサロンも多くあります。
未経験ほど、想像と実際の差が大きくなります。だからこそ、見学の重要度が上がります。
見学で分かるのは、その日の様子です。条件は、労働条件通知書で確認してください。
読む場所は雇用契約書と労働条件通知書の確認にまとめています。
まず、気になる求人を3件選んでください。次に、希望日を2つ用意して、まとめて申し込みます。
そのうえで、上の6つの質問をメモにして持って行ってください。同じ質問を3店にすると、違いがはっきり見えます。温度・におい・音・床といった環境の見方はサロンの作業環境と体調にまとめています。
転職の基本の記事一覧もあわせて読めます。
条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。
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求人票からは読み取れない1日を、順に説明します。準備の時間、混む時間帯、閉店後の扱い、確認しておく3つを扱います。
単価が低い店は件数で、高い店は1件に時間をかけます。価格帯で1日の形も客層も変わることを扱います。
1日だけの契約でも、雇用なら最低賃金も労災も適用されます。契約前に確認する4つと、費用の見え方を扱います。
声をかけられた場合も、自分から連絡する場合も。条件の交渉、周囲の見え方、また辞めないための設計を扱います。
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なりません。見学を受け入れているサロンは多く、面接の前段階として受け付けているところがほとんどです。「応募を検討しているので、一度サロンを見せていただけませんか」で十分伝わります。
営業時間中にお願いしてください。閉店後だと静かな状態しか分かりません。夕方から夜にかけて行くと、閉店前後の様子も見えます。サロンの休日と繁忙の時間帯は避けて希望日を出してください。
最低3店です。1店だけ見ても比べる相手がいません。同じ質問をして答えを比べると、違いがはっきり見えます。気になる求人をまとめて集めてから申し込むと効率的です。
席の稼働状況と1人が同時に見ている人数、バックヤードと道具の状態、スタッフ同士のやりとり、そしてお客さまへの接し方です。同時進行の人数は、そのまま自分の負担になります。
数字で聞ける6つです。1日の来店数と1人あたりの担当数、終業時刻の実際、練習や研修の時間帯、練習時間の賃金の扱い、直近1年の入退社の人数、指名がついたときの給与の変化。
「直近1年で入った人・辞めた人の人数」です。人数の割に出入りが多い職場には理由があります。あわせて「一番長い方は何年目ですか」も聞いてください。
実際の業務(お客さまへの施術など)を行った場合、それは労働にあたるため賃金が発生します。何時間、何をするのか、賃金が出るのかを事前に確認しておいてください。
「誰が教えてくれるのか」です。少人数では教えてくれる人が特定の1人に絞られ、その人の指導方針との相性がそのまま働きやすさになります。
その日のうちにメモを残してください。良いと思った点を3つ、気になった点を3つ、そして「ここで1年働いている自分」が想像できるか。時間が経つと複数のサロンの印象が混ざります。
見学で分かるのはその日の様子です。条件は労働条件通知書で確認してください。見学と書面の両方が揃って、はじめて判断できます。