ネイリストの資格とキャリアパス|検定はどこまで必要か
検定と実務の関係、サロン勤務から独立までの道筋。どの段階で何を身につけるかを整理します。
施設や自宅へ出向いて施術する仕事です。出張して行える場合の決まり、届出、移動と収入の考え方を整理します。
VANNA Recruit 編集部公開:
施設や自宅へ出向いて施術する仕事です。店に来られない人のところへ、こちらから伺います。
必要としている人がいる一方で、働き方は店舗とかなり違います。制度の確認から入ってください。
高齢者施設、病院、自宅を回り、カットやカラー、シャンプーを行います。1日に数か所を移動することもあり、道具はすべて持って行きます。
1件あたりの施術時間は店舗より短く、その代わり移動が1日の中で大きな割合を占めます。
美容の施術を行う以上、美容師免許が必要です。理容の施術であれば理容師免許になります。無資格ではできません。
美容師法では、美容の業は原則として美容所で行うこととされています。そのうえで、政令で定める特別な事情がある場合には、美容所以外の場所で行えるとされています。
高齢や疾病などにより美容所へ来ることが困難な人への施術は、これに含まれます。ここが訪問美容の根拠です。
来店できる人のところへ出向いて施術することは、この例外にあたりません。対象が限られる点が、店舗との最大の違いです。
自分が想定している相手が対象になるかを、必ず確認してください。ここを誤解したまま始めると、制度上成り立たない事業になります。
出張して美容の業を行う場合、保健所への届出が求められます。内容は自治体によって異なるため、始める前に管轄の保健所へ相談してください。
自分で始める場合は、届出と衛生管理の体制を自分で整えることになります。準備は独立の資金計画にまとめています。
訪問美容を行う事業者に雇われる形があります。その場合、届出や衛生管理は事業者側が行います。
まずはこの形から入る人が多くいます。制度の運用を覚えてから独立する道が現実的です。
車を使うことが多くなります。車通勤可の求人や駐車場ありの求人は、条件が整っている可能性があります。
自家用車を使う場合、費用の扱いを確認してください。交通費支給の求人かどうかで、実質的な収入が変わります。ガソリン代と駐車場代の扱いもあわせて聞いてください。
これは必ず確認してください。労働時間として扱われない場合、拘束時間が長いのに賃金が伴わないことになります。
考え方は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。1日の拘束時間と、そのうち賃金が発生する時間を分けて聞いてください。
寝たままの姿勢で行うこともあり、水を使える環境が無い場所もあります。店舗と同じ施術ができるとは限りません。
短時間で、限られた道具で仕上げる技術が求められます。デザイン性より、負担をかけずに整えることが優先されます。店舗での経験がそのまま通用するわけではありません。
長く座っていられない人がいます。途中で休憩を挟む前提で組み立ててください。
無理に続けると、相手の体調に影響します。仕上がりより、安全を優先する判断が必要になります。
器具の消毒は、店舗と同じように必要です。移動先で行うため、持ち運べる形で用意します。使い捨ての用品を使う場面も増えます。
施設や病院では、その施設の決まりに従う必要があります。体調が悪いときは行かないでください。自分が持ち込む側になります。
本人と直接話せない場合があり、家族や施設の職員に確認することになります。要望の伝わり方が、店舗とは違います。
写真や言葉で施術前に確認し、記録を残してください。後から家族の意向と違うと言われることがあります。
固定給の場合と、施術1件あたりの単価で計算する場合があります。件数が読みにくい仕事のため、固定の部分がいくらあるかが重要になります。
単価は店舗より低いことが多い一方、1件あたりの施術時間も短くなります。移動時間を含めた時間あたりで比べてください。計算の考え方は美容師の給料の仕組みにあります。
相手の体調によって、当日に中止になることがあります。その場合の賃金の扱いを確認してください。
件数で計算する形だと、収入が読みにくくなります。また、移動が伴うため天候の影響も受けます。地域によっては冬の影響が大きくなります。
シャンプー台の代わりになる用具、ケープ、毛髪を受ける敷物。移動できる形で一式を揃えます。自分で用意するか事業者が用意するかを確認してください。
施術後の清掃も仕事のうちです。毛髪を残さないことは、施設との信頼に直結します。その時間も含めて1件あたりの時間を見積もってください。道具の負担については道具代と材料費の負担にまとめています。
その場に相談できる相手がいません。判断に迷ったとき、誰に連絡するかを決めておいてください。
同じ施設に定期的に通う形が多くなるため、職員との関係が仕事のしやすさを左右します。
体を使う仕事なので、社会保険完備の求人かどうかを確認してください。
仕組みは美容師の社会保険にまとめています。業務委託の形態では扱いが変わります。
一人で判断して動ける人、相手の体調に合わせて手順を変えられる人、移動が苦にならない人。
立ちっぱなしの時間は店舗より短くなることがあり、続けられる形として選ぶ人もいます。考え方は体力が変わってきたときにまとめています。
1件あたりの施術が短いため、ブランクがあっても戻りやすい面があります。進め方はブランクからの復帰にまとめています。
美容師の求人の中に、訪問を行う事業者の募集が含まれます。ミドル・シニア歓迎の求人にも、この分野の募集があります。
求人票に「訪問」「出張」の記載があるかを見てください。面接では、1日の訪問件数と移動距離、移動時間の扱い、車の手配と費用の負担を確認します。
まず、自分の免許で行える施術の範囲を確認してください。次に、管轄の保健所へ、出張して行う場合の届出について問い合わせます。
そのうえで、美容師の求人で訪問の記載がある募集を探してください。制度の確認が、最初の一歩になります。
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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。
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できません。美容師法では、美容の業は原則として美容所で行うこととされ、政令で定める特別な事情がある場合に例外が認められています。高齢や疾病により美容所へ来ることが困難な人への施術は、これに含まれます。
出張して美容の業を行う場合、保健所への届出が求められます。内容は自治体によって異なるため、始める前に管轄の保健所へ相談してください。
訪問美容を行う事業者に雇われる形であれば、届出や衛生管理は事業者側が行います。まずはこの形から入る人が多くいます。
朝に道具を積み込み、順に回ります。1か所での滞在時間は決まっていることが多く、移動の時間が1日の中で大きな割合を占めます。
扱いを確認してください。労働時間として扱われない場合、拘束時間が長いのに賃金が伴わないことになります。ガソリン代と駐車場代の扱いもあわせて確認してください。
できるとは限りません。寝たままの姿勢で行うことも、水を使える環境が無い場所もあります。短時間で、限られた道具で仕上げる技術が求められます。
単価は店舗より低いことが多い一方、1件あたりの施術時間も短くなります。移動時間を含めた時間あたりで比べてください。件数が読みにくいため、固定給の部分がいくらあるかが重要です。
相手の体調によって中止になることがあります。その場合の賃金の扱いを確認してください。件数で計算する形だと、収入が読みにくくなります。
立ちっぱなしの時間は店舗より短くなることがあり、続けられる形として選ぶ人がいます。一方で、道具の運搬と移動の負担があります。