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職種別ガイド

サロン受付・レセプションの仕事内容|資格の要否と向いている人

資格が不要で、他業種の接客経験を活かせる職種です。担当範囲がサロンで大きく違う点と、確認のしかたを整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:更新:

この記事で分かること

  • 受付・レセプションに資格が不要な理由と、免許が必要になる場面
  • 予約管理という専門性の高い業務の中身
  • サロンの規模によって担当範囲がどう変わるか

サロンの受付・レセプションは、美容業界のなかで最も始めやすい職種のひとつです。資格が要らず、他業種の接客経験をそのまま活かせます。

一方で「受付だけ」の仕事ではありません。任される範囲がサロンによって大きく違うため、そこを確認しないまま入ると想像とのずれが生まれます。

資格は要らない

受付・レセプションに必要な資格はありません。資格不問の求人未経験歓迎の求人で募集されているのが一般的です。

他業種からの転職者が多く、美容の経験がなくても入口に立てます。

施術に入るなら免許が要る

施術を担当する場合は、その施術に応じた免許が必要です。カット・カラー・パーマ、シャンプーを担当するなら、美容師免許が要ります。

免許なしでこれらを担当させる職場があれば、法令に反している可能性があります。

「受付・サロンワーク」の中身を確認する

求人票にこう書かれている場合、サロンワークの中身を確認してください。清掃や備品の準備までなのか、施術の一部に入るのかで、必要な資格が変わります。

入店後にあいまいなまま任されると、責任だけを負うことになります。募集の段階で書面にしてもらってください。

予約管理が仕事の中心

電話、予約サイト、SNS、店頭からの予約を受け付け、スタッフの稼働と照らして枠を組みます。美容サロンでは施術内容によって所要時間が違います。カットだけなら60分、カラーとカットなら150分といった具合です。

時間配分を誤ると全員に響く

枠の組み方を間違えると、当日の進行が崩れてスタッフ全員に影響が出ます。予約管理は受付の仕事のなかで最も専門性が高い部分で、施術のメニューと所要時間を覚えることが最初の仕事になります。

来店対応と会計

来店時の案内、コートや荷物の預かり、席へのご案内、施術後の会計を担当します。物販を扱うサロンでは、会計時に商品の案内をすることもあります。目標が設定されているかどうかは面接で確認してください。

電話と問い合わせの一次対応

予約の変更やキャンセル、メニューの質問、道順の案内などに対応します。施術中のスタッフに代わって一次対応をするため、メニューと料金を正確に把握しておく必要があります。

店舗によって加わる業務

在庫管理と発注(薬剤、タオル、物販商品)、SNSの更新と予約サイトの情報管理、清掃とタオルの洗濯、売上の集計と日報の作成。これらのうちどこまでを担当するかは、サロンによってまったく違います。

規模で担当範囲が変わる

少人数サロンでは、これらをまとめて担当することが多くなります。逆に大型店では受付業務に専念できる代わりに、担当範囲は狭くなります。

どちらが自分に合うかで選んでください。違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。

並行して回す仕事

施術者と違い、常に複数の物事が同時に動きます。電話を取りながら会計を進め、次の予約枠を考える場面が日常的にあり、1つのことに集中するより全体を見渡しながら回すほうが得意な人に向いています。

予定の変更に強いかどうか

当日のキャンセル、遅刻、飛び込みの来店。予定は頻繁に変わるため、急な変更を落ち着いて調整できるかどうかが、この仕事の向き不向きを分けます。

名前と好みを覚える仕事

来店したお客さまの名前を覚え、前回の内容を思い出せると、店全体の印象が変わります。記録に残す習慣があると強みになり、記録の型はカウンセリングの技術にまとめています。

前職の経験が活きる

前職活きる経験
販売・アパレル接客、レジ、在庫管理、ディスプレイ
飲食予約管理、席の回転を考えた調整
事務電話対応、データ入力、売上集計
コールセンター電話での聞き取りと説明

職務経歴書には、これらを具体的に書いてください。書き方は美容業界の履歴書・職務経歴書の書き方にまとめています。

担当範囲を確認する

施術補助まで担当するか(する場合、免許の要否)、在庫管理やSNSを任されるか、清掃やタオルの管理が業務に含まれるか。この3つで、1日の過ごし方がほぼ決まります。

勤務時間とシフトを確認する

土日祝の出勤頻度、開店前と閉店後の勤務時間、シフト相談可かどうか。土日祝はサロンの繁忙日です。

土日を休みたい場合は土日祝休みの求人から絞り込めますが、美容サロンでは数が限られます。実際の勤務時間の見方は美容サロンの労働時間の実際にまとめています。

待遇を確認する

社会保険の範囲、交通費の支給(全額か上限ありか)、社割の有無。この3つを求人票で確認してください。社会保険の中身は美容師の社会保険にまとめています。受付でも考え方は同じです。

雇用形態を選ぶ

正社員のほか、アルバイト・パートの募集も多い職種です。家庭と両立したい場合は時短勤務可の求人を条件に加えてください。違いは正社員・業務委託・面貸しの違いにまとめています。

立ち仕事と声の負担

一日を通して立っていることが多く、電話と接客で声を使い続けます。施術者とは違う場所に負担が出るため、続けるための工夫は体を壊さない働き方の設計にまとめています。

店舗運営へ進む道

予約管理、売上集計、在庫管理を経験していると、店舗全体の数字が見える立場になります。店長・マネージャー職店長候補へ進む道があります。進み方は店長になるまでの道のりにまとめています。

施術者へ移る道

働きながら美容専門学校の通信課程に通い、免許を取得して施術に移る人もいます。資格取得支援ありの求人を選ぶと費用面の支援を受けられる場合があり、進め方は働きながら通信課程で美容師免許を取るにまとめています。

免許が不要な職種へ移る

より早く施術に移りたい場合、エステティシャンネイリストは資格なしで始められます。受付で覚えたメニューと客層の知識は、そのまま使えます。

カウンセラーへ進む道

接客経験を活かして、美容カウンセラーとしてメニュー提案を担当する道もあります。仕事の中身は美容カウンセラーとして働くにまとめています。

面接で聞く5つ

1日の流れ(開店前から閉店後まで)、受付以外に担当する業務の比率、施術補助に入るか、その場合の資格要件、土日祝の出勤頻度、繁忙時間帯に何人体制で回すか。この5つを聞いてください。聞き方は面接で自分から聞く質問にまとめています。

体制を聞くと忙しさが分かる

最後の項目は、実際の忙しさを知るために有効です。1人で受付と電話と会計を同時に回す時間帯があるかどうかで負担が大きく変わるため、「その時間帯は何人ですか」と数で聞いてください。

今日からできること

まず、前職の経験のうち予約・在庫・電話に関わるものを書き出してください。次に、応募先に施術補助の有無と資格要件を聞きます。

そのうえで、繁忙時間帯の人数を確認してください。この3つで、入店後の1日が想像できます。

受付・レセプションの求人から探せます。職種別ガイドの記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

サロンの受付に資格は必要ですか。

受付・レセプションの業務そのものに資格は不要です。ただし施術に入る場合は、その施術に応じた免許が必要です。求人票に「受付・サロンワーク」とある場合は、サロンワークの中身を確認してください。

他業種からでも転職できますか。

できます。販売・飲食・事務・コールセンターなどの経験は、接客、予約管理、在庫管理、電話対応としてそのまま活かせます。職務経歴書には、これらを具体的に書いてください。

土日は必ず出勤ですか。

美容サロンは土日が繁忙日のため、出勤を求められることが多い職種です。土日祝休みの求人は数が限られますが、オフィス街の店舗など成立する立地もあります。出勤の頻度を面接で確認してください。

「受付・サロンワーク」と書かれていました。

サロンワークの中身を確認してください。清掃や備品の準備までなのか、施術の一部に入るのかで、必要な資格が変わります。募集の段階で書面にしてもらってください。

どんな仕事が中心ですか。

予約管理です。施術内容によって所要時間が違うため、枠の組み方を間違えると当日の進行が崩れます。受付の仕事のなかで最も専門性が高い部分です。

受付以外に何を任されますか。

在庫管理と発注、SNSの更新、清掃とタオルの洗濯、売上の集計。どこまで担当するかはサロンによってまったく違います。少人数サロンではまとめて担当することが多くなります。

向いているのはどんな人ですか。

常に複数の物事が同時に動くため、1つのことに集中するより全体を見渡しながら回すほうが得意な人に向きます。予定の急な変更を落ち着いて調整できるかも分かれ目です。

この職種からどこへ進めますか。

予約管理・売上集計・在庫管理の経験は、店長やマネージャーへの土台になります。通信課程で免許を取って施術へ移る道、美容カウンセラーへ進む道もあります。

面接では何を聞きますか。

1日の流れ、受付以外の業務の比率、施術補助の有無と資格要件、土日祝の出勤頻度、繁忙時間帯の人数。とくに最後は、実際の忙しさを知るのに有効です。