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学生・新卒・はじめての就職

第二新卒で美容業界へ|早期に辞めたあとの立て直し方

新卒で入ったサロンを数年で辞める場合の考え方です。歓迎される理由、次の店で見るべき点、短い在籍の説明のしかたを整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:更新:

この記事で分かること

  • 辞める理由が、その店固有の問題か仕事そのものへの向き不向きかを分ける
  • デビュー前の段階では、給与より教わる環境が効いてくる
  • 「またすぐ辞めるのでは」への答えを用意しておく

新卒で入ったサロンを1年から3年ほどで辞める人は、少なくありません。技術がまだ身についていない段階での転職になるため、次をどう選ぶかで進み方が大きく変わります。

早期に辞めたこと自体は、決定的な不利にはなりません。ただし、同じ理由で辞めない準備は要ります。

第二新卒とは何を指すか

厳密な定義はありませんが、学校を出て就職し、数年以内に転職する人を指すのが一般的です。美容業界では、デビュー前後の年数にあたることが多くなります。

求人票では第二新卒歓迎として表記されます。新卒とも中途とも違う枠として扱う店があるということです。

なぜ歓迎されるのか

一度サロンで働いた経験があるため、基本的な業務の流れを知っています。挨拶、清掃、器具の扱い、予約の対応。ここを一から教えなくてよい分、店の負担が減ります。

一方で、まだ前の店のやり方に染まりきっていない時期でもあります。教えやすい層として見られています。

辞める前に確認すること

辞める理由が、その店固有の問題か、美容の仕事そのものへの向き不向きかを分けてください。前者なら店を変えれば解決しますが、後者は変えても同じことが起きます。

判断の手順は辞めるか続けるかにまとめています。技術に自信が持てないことが理由であれば、技術に自信が持てないときも読んでください。

よくある辞める理由

労働時間が長い、練習の時間が取れない、教えてくれる人がいない、給与が生活に足りない。この4つが上位です。

このうち「教えてくれる人がいない」と「練習の時間が取れない」は、店を変えれば解決する可能性が高い問題です。

教育の体制を最優先で見る

デビュー前の段階では、給与の高さより教わる環境のほうが効いてきます。ここで数年を無駄にすると、後から取り返すのが難しくなります。

研修制度が充実した求人アシスタントスタート可の求人から探してください。

デビューまでの年数を聞く

「デビューまで平均で何年かかりますか」と面接で聞いてください。答えられない店は、基準を持っていません。

あわせて「いま在籍している方で、いちばん最近デビューした方は何年目でしたか」と聞くと、実績が分かります。進み方はアシスタントからスタイリストへにまとめています。

練習の時間と賃金

営業後の練習が任意なのか業務なのか、その時間の賃金がどう扱われるかを確認してください。前の店で不満だった点であれば、ここは必ず聞くべきです。

指揮命令のもとで行う練習は、労働時間として扱われるのが原則です。実態は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。

短い在籍をどう説明するか

隠さないでください。社会保険の記録から分かることがあり、後から発覚するほうが印象は悪くなります。

説明は、事実を簡潔に述べたうえで、次にどうしたいかへつなげる形にします。「練習の時間が取れず、技術を身につける見通しが立ちませんでした。次は教育の体制がある店で基礎を固めたいと考えています」という形です。

前の店を強く責めない

事実であっても、批判が長くなるほど印象は悪くなります。聞いている側には確かめようがないためです。

書き方は志望動機の書き方、落ちる理由の整理は面接で落ちる理由にまとめています。

「またすぐ辞めるのでは」への答え方

必ず聞かれる質問です。前の店で何が足りなかったかと、この店ならそれが満たされる理由を、具体的に述べてください。

そのためには店を調べておく必要があります。見学に行っていれば、答えは具体的になります。確認項目は見学・体験入店で見ておきたいことにまとめています。

新卒枠との違い

新卒採用は入社時期が決まっていることが多く、研修も同期とまとめて行われます。第二新卒は中途と同じ流れで、時期を問わず入れることが一般的です。

同期がいない環境になる可能性があるため、相談できる相手ができるかどうかは確認しておいてください。

未経験扱いになる場合

在籍期間が短く、担当できる施術が限られている場合、実質的に未経験として扱われることがあります。給与もその水準になります。

これ自体は悪いことではありません。未経験歓迎の求人から入り直すことで、教育の体制が整った店を選べる場合があります。

給与が下がる可能性

前の店より下がることがあります。教育に時間をかける店ほど、その分の負担を抱えているためです。

下がる幅と、どのくらいの期間で戻るかを確認してください。生活が成立する下限は、先に決めておいてください。計算の考え方は給与明細の読み方にまとめています。

職種を変える選択

美容師として続けるか、別の職種へ移るかを考える機会でもあります。ネイリストアイリスト受付・レセプションなど、選択肢はいくつもあります。

早い段階での転換は、後からより負担が小さくなります。職種ごとの中身は職種別ガイドの記事一覧にまとめています。

美容業界を離れる場合

離れる判断も選択肢のひとつです。ただし美容師免許に有効期限はないため、一度離れても戻れます。

考え方は美容業界から他業種へにまとめています。戻る場合の進め方はブランクからの復帰にあります。

辞める時期

在職中に次を決めてから辞めるほうが、収入が途切れません。進め方は在職中の転職活動にまとめています。

体調や職場の環境が理由であれば、先に辞める判断も妥当です。無理を続けて働けなくなるほうが損失になります。

退職の手順を踏む

引き止められることを前提に、順番を守ってください。内定が出て書面で条件を確認してから、辞意を伝えます。

手順は退職の進め方にまとめています。

次で長く働くために

前の店で足りなかったものを1つ特定し、それが次の店にあるかを確認する質問を作ってください。これをやらないと、同じ理由でまた辞めることになります。

考え方は転職回数が多いときにもまとめています。

入社時に署名した書類を確認する

「◯年以内に辞めたら研修費を返す」という取り決めが、入社時の誓約書に入っていることがあります。早期に辞める場合、この条項が効いてきます。

読み方は入社時に署名する書類にまとめています。

今日からできること

まず、辞めたい理由を1つに絞って書いてください。次に、それがその店固有の問題か、仕事そのものへの向き不向きかを判断します。

そのうえで、第二新卒歓迎の求人を3件見て、デビューまでの年数と練習時間の扱いを比べてください。

転職の基本の記事一覧学生・新卒・はじめての就職の記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

第二新卒とは何年目までを指しますか。

厳密な定義はありませんが、学校を出て就職し数年以内に転職する人を指すのが一般的です。美容業界では、デビュー前後の年数にあたることが多くなります。

早く辞めると不利になりませんか。

決定的な不利にはなりません。一度サロンで働いた経験があるため、業務の流れを知っている点が評価されます。まだ前の店のやり方に染まりきっていない時期でもあり、教えやすい層として見られています。

辞める前に何を確認すべきですか。

辞める理由が、その店固有の問題か、美容の仕事そのものへの向き不向きかを分けてください。前者なら店を変えれば解決しますが、後者は変えても同じことが起きます。

次の店では何を最優先で見ますか。

デビュー前の段階では、給与の高さより教わる環境です。ここで数年を無駄にすると、後から取り返すのが難しくなります。研修制度やアシスタントスタート可の求人から探してください。

面接で何を聞けばよいですか。

「デビューまで平均で何年かかりますか」と「いちばん最近デビューした方は何年目でしたか」の2つです。答えられない店は基準を持っていません。

短い在籍は書かなくてもよいですか。

書いてください。社会保険の記録から分かることがあり、後から発覚するほうが印象は悪くなります。事実を簡潔に述べ、次にどうしたいかへつなげる形で説明します。

「またすぐ辞めるのでは」と聞かれたら。

必ず聞かれる質問です。前の店で何が足りなかったかと、この店ならそれが満たされる理由を具体的に述べてください。そのためには店を調べておく必要があります。

給与は下がりますか。

下がることがあります。教育に時間をかける店ほど、その分の負担を抱えているためです。下がる幅とどのくらいで戻るかを確認し、生活が成立する下限を先に決めておいてください。

職種を変えてもよいですか。

早い段階での転換は、後からより負担が小さくなります。ネイリスト、アイリスト、受付など選択肢はいくつもあります。職種ごとの中身を見てから決めてください。

美容業界を離れたら戻れませんか。

戻れます。美容師免許に有効期限はないため、一度離れても失効しません。離れる判断も選択肢のひとつです。