美容師を辞めたいと思ったときに読む|理由別の選択肢と判断の順序
辞めたい理由を5つに分け、それぞれで今の職場を変えられる部分と、移らないと変わらない部分を整理します。辞める前に確認する数字もまとめました。
同期と比べて落ち込むのは、比べる前提が違うからです。自信の無さを3つに分解し、環境の問題と自分の問題を切り分けます。
VANNA Recruit 編集部公開:
同期はもうデビューしたのに、自分はまだ。先輩の手つきを見ると、追いつける気がしない。
この感覚は多くの人が通ります。ただし放置すると、辞める理由に変わります。原因が自分にあるのか環境にあるのかを、先に切り分けてください。
同期、先輩、発信で見る人。比べている相手によって、感じ方はまったく変わります。まず、誰と比べて落ち込んでいるのかを特定してください。
同期と比べる意味は薄いものです。入った店が違えば、練習の時間も任される順番も違います。同じ年数でも条件が違えば結果は違うため、比べる前提が揃っていません。
投稿されるのは、うまくいった仕事だけです。失敗した施術は出てきません。比べる相手として適切ではありません。
3か月前の自分と比べてください。できるようになったことがあるはずです。
記録が無いと比べられないので、その日にできなかったことを1行、できるようになった日にも1行書いてください。これだけで伸びが見えるようになります。
技術そのものができないのか、できるが速さが足りないのか、できるが判断に迷うのか。どれかによって、やることが変わります。
漠然と「自信がない」で止めていると、何を練習すればいいかも決まりません。
練習の量が足りていない可能性があります。ただし、間違った形で繰り返すと間違いが定着します。
週に一度でも見てもらう時間を作ってください。10分でも効果があります。自分の手元を撮って見返すと、見ている側からどう見えるかが分かります。許可を得たうえで、モデルへの施術で試してください。
これは環境の問題です。教える人がいない店で、自力で伸ばすのは難しくなります。
研修制度が充実した求人は、体系がある可能性が高くなります。アシスタントスタート可の求人を出している店は、育てる前提で人を採っています。
手順が固まっていないことが多くあります。道具の位置と動きの順番を決めてください。考えながらやっている間は、速くなりません。
頭の中の手順を文字にすると、書けない部分が見つかります。そこが曖昧な部分であり、迷いの原因です。
経験の数が足りていません。同じ髪質、同じ要望に何度も当たれば、迷いは減ります。
1日に何人担当しているかを数えてください。週に数人しか触れていないなら、伸びる速度が構造的に制約されています。これは自分の努力では変えられません。
新規のお客さまが自分に振られない店では、経験が積めません。配分の仕組みを確認してください。
考え方は指名を増やすにはにまとめています。
営業時間外の練習が任意か業務か、賃金の扱いも含めて確認してください。実態は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。
疲れて練習できない場合、労働時間が長すぎる可能性があります。体力が残っていない状態では、練習しても身につきません。残業ほぼなしの求人を選ぶ理由のひとつです。
「どうやるんですか」ではなく「ここで何を見ていますか」と聞いてください。動作ではなく判断を聞くほうが、早く身につきます。
すべてを平均的に上げようとすると時間がかかります。1つだけ、人より得意なものを作ってください。自信はそこから広がります。
一方で、明らかな苦手は1つずつ埋めてください。同時に3つ直そうとすると、どれも中途半端になります。順番を決めてください。
失敗を隠すと、次に活かせません。何が起きたかを記録して、原因を1つ書いてください。
失敗を強く責める職場では、隠す習慣がつき、挑戦しなくなります。その結果、経験の幅が広がりません。考え方は職場の人間関係にまとめています。
何ができたらデビューかを、店に確認してください。基準が無い店では、いつまでも進みません。
進み方はアシスタントからスタイリストへにまとめています。年数だけで焦らないでください。デビューまでの年数は店によって大きく違い、早い店に移れば早く進むというものでもありません。
少人数の店では早い段階で任され、大型店では教育が体系的な代わりに順番待ちがあります。
違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。
技術は少しずつしか変わりません。ある日突然できるようになる、という形ではありません。
褒められないから駄目、とも限りません。指摘されないだけという職場もあります。自分で記録を持っていれば、他人の評価に揺れなくなります。
いまの職種が合っていない場合があります。手先の細かい作業が得意ならネイリスト、接客が得意なら受付・レセプションという道もあります。
未経験歓迎の求人から入り直すこともできます。考え方は未経験から美容業界に入るにまとめています。
担当件数、教える人、練習の時間。この3つが揃っていない店なら、環境の問題です。
ただし、移ってしばらくはまた同じ感覚になります。新しい店では、また一から覚えることがあるためです。3か月は判断を保留してください。
判断の手順は辞めるか続けるかにまとめています。自信の問題だけで辞めると、次でも同じことが起きます。
気持ちそのものが続かない状態が長く続いている場合は、気持ちが続かないときも読んでください。
ウィッグだけでは、実際の髪との違いが埋まりません。モデルを頼める相手が何人いるかで、練習の質が変わります。
友人や家族に頼む人が多くありますが、条件の違う髪質に当たれる相手を意識して集めてください。同じ人ばかりだと、対応できる範囲が広がりません。
自分の練習だけでなく、上手な人の施術を見る時間を作ってください。手順そのものより、どこで手を止めて確認しているかを見ます。
見た内容はその日のうちに書き留めてください。見ただけでは再現できません。
まず、3か月前にできなかったことを1つ思い出してください。次に、いま1日に何人担当しているかを数えます。
そのうえで、教えてくれる人が店に何人いるかを数えてください。数字が足りないなら、それは環境の問題です。
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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。
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投稿されるのは、うまくいった仕事だけです。失敗した施術は出てきません。比べる相手として適切ではありません。
その日にできなかったことを1行、できるようになった日にも1行書いてください。記録がないと比べられません。これだけで伸びが見えるようになります。
間違った形で繰り返すと、間違いが定着します。週に一度でも見てもらう時間を作ってください。10分でも効果があります。
手順が固まっていないことが多くあります。道具の位置と動きの順番を決めてください。考えながらやっている間は速くなりません。
経験の数が足りていません。同じ髪質、同じ要望に何度も当たれば迷いは減ります。1日に何人担当しているかを数えて、週に数人しか触れていないなら店の設計の問題です。
労働時間が長すぎる可能性があります。体力が残っていない状態では、練習しても身につきません。残業の実態を確認してください。
「どうやるんですか」ではなく「ここで何を見ていますか」と聞いてください。動作ではなく判断を聞くほうが早く身につきます。
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いまの職種が合っていない場合もあります。手先の細かい作業が得意ならネイル、接客が得意なら受付という道もあります。ただし未経験からの入り直しになる点は理解してください。