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悩み・働き方の見直し

技術に自信が持てないとき|比べる相手と、伸びる場所を変える

同期と比べて落ち込むのは、比べる前提が違うからです。自信の無さを3つに分解し、環境の問題と自分の問題を切り分けます。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • 比べるなら過去の自分。記録がないと伸びは見えない
  • 「自信がない」を、できない・遅い・迷うの3つに分解する
  • 担当件数・教える人・練習時間が足りないなら、それは環境の問題

同期はもうデビューしたのに、自分はまだ。先輩の手つきを見ると、追いつける気がしない。

この感覚は多くの人が通ります。ただし放置すると、辞める理由に変わります。原因が自分にあるのか環境にあるのかを、先に切り分けてください。

何と比べているかを確認する

同期、先輩、発信で見る人。比べている相手によって、感じ方はまったく変わります。まず、誰と比べて落ち込んでいるのかを特定してください。

同期と比べる意味は薄いものです。入った店が違えば、練習の時間も任される順番も違います。同じ年数でも条件が違えば結果は違うため、比べる前提が揃っていません。

発信を見て落ち込む場合

投稿されるのは、うまくいった仕事だけです。失敗した施術は出てきません。比べる相手として適切ではありません。

比べるなら過去の自分

3か月前の自分と比べてください。できるようになったことがあるはずです。

記録が無いと比べられないので、その日にできなかったことを1行、できるようになった日にも1行書いてください。これだけで伸びが見えるようになります。

「自信がない」を3つに分解する

技術そのものができないのか、できるが速さが足りないのか、できるが判断に迷うのか。どれかによって、やることが変わります。

漠然と「自信がない」で止めていると、何を練習すればいいかも決まりません。

技術ができない場合

練習の量が足りていない可能性があります。ただし、間違った形で繰り返すと間違いが定着します。

週に一度でも見てもらう時間を作ってください。10分でも効果があります。自分の手元を撮って見返すと、見ている側からどう見えるかが分かります。許可を得たうえで、モデルへの施術で試してください。

見てもらう相手がいない場合

これは環境の問題です。教える人がいない店で、自力で伸ばすのは難しくなります。

研修制度が充実した求人は、体系がある可能性が高くなります。アシスタントスタート可の求人を出している店は、育てる前提で人を採っています。

速さが足りない場合

手順が固まっていないことが多くあります。道具の位置と動きの順番を決めてください。考えながらやっている間は、速くなりません。

頭の中の手順を文字にすると、書けない部分が見つかります。そこが曖昧な部分であり、迷いの原因です。

判断に迷う場合

経験の数が足りていません。同じ髪質、同じ要望に何度も当たれば、迷いは減ります。

1日に何人担当しているかを数えてください。週に数人しか触れていないなら、伸びる速度が構造的に制約されています。これは自分の努力では変えられません。

新規が回ってくるか

新規のお客さまが自分に振られない店では、経験が積めません。配分の仕組みを確認してください。

考え方は指名を増やすにはにまとめています。

練習の時間があるか

営業時間外の練習が任意か業務か、賃金の扱いも含めて確認してください。実態は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。

疲れて練習できない場合、労働時間が長すぎる可能性があります。体力が残っていない状態では、練習しても身につきません。残業ほぼなしの求人を選ぶ理由のひとつです。

聞き方を変える

「どうやるんですか」ではなく「ここで何を見ていますか」と聞いてください。動作ではなく判断を聞くほうが、早く身につきます。

得意を1つ作る

すべてを平均的に上げようとすると時間がかかります。1つだけ、人より得意なものを作ってください。自信はそこから広がります。

一方で、明らかな苦手は1つずつ埋めてください。同時に3つ直そうとすると、どれも中途半端になります。順番を決めてください。

失敗したときの扱い

失敗を隠すと、次に活かせません。何が起きたかを記録して、原因を1つ書いてください。

失敗を強く責める職場では、隠す習慣がつき、挑戦しなくなります。その結果、経験の幅が広がりません。考え方は職場の人間関係にまとめています。

デビューの基準を確認する

何ができたらデビューかを、店に確認してください。基準が無い店では、いつまでも進みません。

進み方はアシスタントからスタイリストへにまとめています。年数だけで焦らないでください。デビューまでの年数は店によって大きく違い、早い店に移れば早く進むというものでもありません。

規模で変わる

少人数の店では早い段階で任され、大型店では教育が体系的な代わりに順番待ちがあります。

違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。

一度に伸びると期待しない

技術は少しずつしか変わりません。ある日突然できるようになる、という形ではありません。

褒められないから駄目、とも限りません。指摘されないだけという職場もあります。自分で記録を持っていれば、他人の評価に揺れなくなります。

職種を変える選択もある

いまの職種が合っていない場合があります。手先の細かい作業が得意ならネイリスト、接客が得意なら受付・レセプションという道もあります。

未経験歓迎の求人から入り直すこともできます。考え方は未経験から美容業界に入るにまとめています。

辞める前に確認すること

担当件数、教える人、練習の時間。この3つが揃っていない店なら、環境の問題です。

ただし、移ってしばらくはまた同じ感覚になります。新しい店では、また一から覚えることがあるためです。3か月は判断を保留してください。

続けるか動くかの判断

判断の手順は辞めるか続けるかにまとめています。自信の問題だけで辞めると、次でも同じことが起きます。

気持ちそのものが続かない状態が長く続いている場合は、気持ちが続かないときも読んでください。

練習の相手を確保する

ウィッグだけでは、実際の髪との違いが埋まりません。モデルを頼める相手が何人いるかで、練習の質が変わります。

友人や家族に頼む人が多くありますが、条件の違う髪質に当たれる相手を意識して集めてください。同じ人ばかりだと、対応できる範囲が広がりません。

得意な人の施術を見る

自分の練習だけでなく、上手な人の施術を見る時間を作ってください。手順そのものより、どこで手を止めて確認しているかを見ます。

見た内容はその日のうちに書き留めてください。見ただけでは再現できません。

今日からできること

まず、3か月前にできなかったことを1つ思い出してください。次に、いま1日に何人担当しているかを数えます。

そのうえで、教えてくれる人が店に何人いるかを数えてください。数字が足りないなら、それは環境の問題です。

悩み・働き方の見直しの記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

同期がもうデビューしているのに自分はまだです。

入った店が違えば、練習の時間も任される順番も違います。同じ年数でも条件が違えば結果は違うため、比べる前提が揃っていません。比べるなら3か月前の自分にしてください。

SNSで上手な人を見ると落ち込みます。

投稿されるのは、うまくいった仕事だけです。失敗した施術は出てきません。比べる相手として適切ではありません。

伸びているかどうかが分かりません。

その日にできなかったことを1行、できるようになった日にも1行書いてください。記録がないと比べられません。これだけで伸びが見えるようになります。

練習しても上達しません。

間違った形で繰り返すと、間違いが定着します。週に一度でも見てもらう時間を作ってください。10分でも効果があります。

施術が遅いのが悩みです。

手順が固まっていないことが多くあります。道具の位置と動きの順番を決めてください。考えながらやっている間は速くなりません。

判断に迷ってしまいます。

経験の数が足りていません。同じ髪質、同じ要望に何度も当たれば迷いは減ります。1日に何人担当しているかを数えて、週に数人しか触れていないなら店の設計の問題です。

疲れて練習する気力がありません。

労働時間が長すぎる可能性があります。体力が残っていない状態では、練習しても身につきません。残業の実態を確認してください。

先輩への聞き方が分かりません。

「どうやるんですか」ではなく「ここで何を見ていますか」と聞いてください。動作ではなく判断を聞くほうが早く身につきます。

職場を変えれば解決しますか。

担当件数、教える人、練習の時間。この3つが揃っていない店なら環境の問題なので、変えることに意味があります。ただし移った先でも最初の3か月は同じ感覚になります。

職種を変えたほうがよいですか。

いまの職種が合っていない場合もあります。手先の細かい作業が得意ならネイル、接客が得意なら受付という道もあります。ただし未経験からの入り直しになる点は理解してください。