未経験から美容業界に入る|免許が要る仕事と要らない仕事
入口を「免許が要る/要らない」で分けるところから始めます。前職の経験を美容の言葉へ翻訳する方法と、教育の仕組みの確かめ方をまとめます。
最初の職場が技術の型を決めます。教育の中身、デビューまでの年数、離職率。新卒で確認すべき順序を整理します。
VANNA Recruit 編集部公開:更新:
新卒で入る店は、最初の技術の型を決めます。そして、その型は後から変えにくいものです。
だからこそ、給与の額より先に、何をどう教わるかで選んでください。中途の転職とは、見るべき順番が違います。
中途では「いま何ができるか」が見られますが、新卒では入ってから何を教わるかがすべてです。技術がまだ無い段階なので、店の教育の体制がそのまま数年後の自分になります。
給与の差は数万円ですが、教育の差は数年分の技術になります。優先順位を間違えないでください。
「研修があります」だけでは分かりません。誰が、何を、どの順番で教えるのかを聞いてください。
決まったカリキュラムがあるのか、担当の先輩に任されているのか。前者のほうが、担当者によるばらつきが出ません。
「デビューまで平均で何年かかりますか」と聞いてください。答えられない店は、基準を持っていません。
あわせて「いちばん最近デビューした方は何年目でしたか」も聞いてください。平均は幅があるため、直近の実績のほうが実態に近くなります。進み方はアシスタントからスタイリストへにまとめています。
「上手くなったら」では、いつまでも進みません。何ができたら次に進むかを、項目で示せるかを聞いてください。
基準がある店は、新人の離職が少なくなります。
同期がいるかどうかで、続けやすさが変わります。1人だけだと、相談する相手が先輩しかいません。
一方、同期が多い店では順番待ちが長くなることがあります。人数と、デビューの順序の決め方をあわせて聞いてください。
「直近1年で入った方と辞めた方は何人ですか」。この質問は失礼ではありません。
数字で答えられる店は、実態を把握しています。答えを濁す店は、把握していないか、言いたくない数字だということです。
基本給、固定残業代の有無と時間数、手当の内訳。総支給額が同じでも、構成が違えば残業代も賞与も変わります。
額面から社会保険料と税金が引かれ、手取りは8割前後になります。そこに材料費の自己負担が加わる店もあります。
一人暮らしを始めるなら、家賃を引いた残りで生活が成立するかを先に計算してください。
シザーやドライヤーは自分で用意することが多く、練習用のウィッグも継続的に必要です。
入店時にいくらかかるかを、先輩に聞くのが確実です。負担の考え方は道具代と材料費の負担にまとめています。
営業後の練習が任意なのか業務なのか、その時間の賃金がどう扱われるか。ここは必ず確認してください。
指揮命令のもとで行う練習は、労働時間として扱われるのが原則です。実態は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。
年間休日の実数を聞いてください。「週休二日制」と「完全週休二日制」は別のものです。
年間休日120日以上の求人や完全週休二日制の求人で絞り込めます。
少人数の店では早い段階で任され、大型店では教育が体系的な代わりに順番待ちがあります。
新卒では大型店から入る人が多いのは、体系的な教育を受けやすいためです。ただし少人数の店が悪いわけではなく、早く任されたい人には向きます。違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。
住宅街の店と繁華街の店では、扱う施術が変わります。最初の数年で触れる施術が、そのまま自分の土台になります。
サロン種別から探すで、客層の違いを確認してください。
1店だけでは比べる基準がありません。3店は行ってください。
同じ項目を見て回ると、違いがはっきりします。確認項目は見学・体験入店で見ておきたいこと、実際に働く形なら体験入店の進め方にまとめています。
学生のうちから店に入っておくと、実態が分かります。学生歓迎の求人から探せます。
そのまま就職する道もあります。合わなければ、卒業前に気づけます。
履歴書は経歴を並べる書類、職務経歴書は何ができるかを伝える書類です。新卒では履歴書が中心になります。
書き方は履歴書の書き方にまとめています。学校の課題を作品として見せる場合は作品集の作り方も確認してください。
「美容が好きだから」はどの店にも当てはまるため、使い回しだと分かります。その店を選んだ理由を具体的に述べてください。
そのためには店を調べておく必要があります。書き方は志望動機の書き方、調べ方は応募前に店を調べるにまとめています。
技術が無い前提なので、指示の聞き方と、続けられそうかが見られます。準備は面接でよく聞かれることにまとめています。
落ちる理由の多くは伝え方です。整理の仕方は面接で落ちる理由にまとめています。
内定が出たら、労働条件を書面で受け取ってください。口頭の説明だけで返事をしないでください。
読む場所は雇用契約書と労働条件通知書の確認にまとめています。
最初の3か月で辞める人が一定数います。できないことばかりで、誰でもつらい時期です。
進み方は入職から3か月の過ごし方にまとめています。技術の伸びは記録しないと見えないので、できるようになったことを書き留めてください。内定から入社までの過ごし方は内定から卒業・入社までにまとめています。
合わなければ、辞める判断はあります。第二新卒として次を探す道があり、業務の流れを知っている点は評価されます。
考え方は第二新卒で美容業界へにまとめています。ただし、同じ理由で辞めない準備は必要です。
新卒歓迎の求人や新卒・第二新卒の方への特集から探せます。
学校からの紹介があっても、自分でも探してください。紹介された中から選ぶのと、自分で探すのでは、比べられる範囲が変わります。
まず、見学に行く店を3件決めてください。次に、それぞれで「デビューまで何年か」「直近1年の入退社」を聞きます。
そのうえで、教育の中身を誰が・何を・どの順番でという形で聞いてください。答えられる店を選べば、最初の数年が変わります。
転職の基本の記事一覧と学生・新卒・はじめての就職の記事一覧もあわせて読めます。
制度や手続きの詳細は改定されることがあります。実際の判断は、各機関の最新の案内や 専門家へのご相談とあわせてご確認ください。
条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。
入口を「免許が要る/要らない」で分けるところから始めます。前職の経験を美容の言葉へ翻訳する方法と、教育の仕組みの確かめ方をまとめます。
働きながら目指すか、専念するかで選ぶ課程が変わります。3つの課程の違い、学費の見方、勤務先の支援の使い方を整理します。
新卒で入ったサロンを数年で辞める場合の考え方です。歓迎される理由、次の店で見るべき点、短い在籍の説明のしかたを整理します。
前職の経験をどう翻訳するか、収入の下がり方をどう説明するか。未経験の入口ではなく、選考の進め方を整理します。
免許を取る前にできる業務の範囲、試験前にシフトを減らせるか、最低賃金と労働条件。学生の視点で扱います。
試験の時期から逆算して就活を組み立てる方法、見学に行ける時期、試験に落ちた場合の扱いを扱います。
月々の返済額、手取りの計算、材料費と交通費、2年目から来る住民税。数字を先に出して店選びに反映します。
年に数回のスクーリング、実技の練習の確保、費用と年数。入学の前に確かめる条件を扱います。
書面での条件確認、免許の登録、入社前研修の扱い、道具と書類、住まいとお金の計画を扱います。
実技の回数、苦手の潰し方、モデルの確保、見学とアルバイト、就活の逆算。在学中の使い方を扱います。
免許が要る職種と要らない職種、課程の違い、学費の総額、卒業後の初任給。進学を決める前に並べて比べる項目を扱います。
実技・費用・体調・人間関係。理由によって取れる手が違います。休学の可否、学費の扱い、中退後に残る道を整理します。
答えを考えることと、声に出すことは別です。練習の仕方、当日の流れ、遅れそうなときの連絡までを扱います。
第一に教育、第二にデビューまでの年数、第三に給与という順序をおすすめします。最初の職場が技術の型を決め、その型は後から変えにくいためです。
「研修があります」だけでは分かりません。誰が、何を、どの順で、どのくらいの頻度で教えるのか、営業時間内か営業後かを聞いてください。「1年目のカリキュラムを見せてもらえますか」と頼むのも有効です。
店によって2年から5年程度と幅があります。「平均何年か」と「直近でデビューした方は何年目だったか」の両方を聞いてください。あわせて、何ができるようになったら次に進めるのかという基準も確認してください。
聞いて構いません。「昨年入られた方は、いま何人残っていますか」と聞けば、数字で答えられる店は実態を把握しています。新卒がすぐ辞める店には理由があります。
初任給は店による差が小さい項目です。差が出るのはその後の上がり方なので、「昇給は年に何回か」「2年目、3年目でどのくらいになるか」を聞いてください。
店によります。新卒のうちは練習量が多いため、この差は大きくなります。「練習用の材料はどうなりますか」と面接で聞いてください。
関係します。複数いれば比べながら進められますが、一人だと孤立しやすくなります。一方で同期が多いとデビューの順番待ちが起きることもあります。
新卒は大型店から入る人が多く、理由は教育の仕組みがあるためです。基礎を身につけてから少人数の店に移る道はありますが、逆の順序は難しくなります。
アルバイトで入るのが最も確実です。学生歓迎の求人があり、現場を知ってから就職先を決められるので入ってからのずれが減ります。そのまま就職する人もいます。
3年が目安です。最初の1年は覚えることばかりで面白さが分からず、2年目で少しずつできることが増え、3年目で景色が変わります。それより早い判断は、環境の善し悪しではなく慣れていないだけのことが多いです。