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悩み・働き方の見直し

美容業界に入る・美容業界から移る|両方向の進み方と経験の翻訳

未経験から美容業界へ入る道と、美容から他の分野へ移る道を両方扱います。共通するのは、資格と経験を相手に伝わる言葉へ翻訳することです。

VANNA Recruit 編集部公開:更新:

この記事で分かること

  • 免許が要る仕事と要らない仕事の分かれ目
  • 異業種の経験を美容の言葉へ翻訳する方法
  • 美容の現場で身についたもののうち、他分野で通用する3つ
  • 完全に離れる前に検討できる、業界内での移り方

美容業界に入りたい人と、美容業界から出たい人。どちらの相談も、同じくらいあります。

この記事では、両方向の移り方を扱います。共通しているのは、資格と経験の扱い方を先に整理することです。

美容業界に入る場合

まず、資格が要る仕事と、要らない仕事を分けてください。カットやパーマなど、髪を扱う施術には美容師免許が必要です。

一方で、免許がなくても就ける職種は業界の中に数多くあります。どちらを目指すかで、進み方がまったく変わります。

免許が要らない職種

受付・レセプションは、接客経験があればすぐ働けます。サロンアシスタントは施術以外の補助を、販売・物販スタッフは店販商品の提案を担当します。

エステやリラクゼーションの施術も、国家資格は不要です。業界の全体像は美容業界の全体像にまとめています。

資格不問の求人から始める

未経験から入るなら、まずここを見てください。資格不問未経験歓迎の求人があり、資格がなくても働ける仕事にまとめてあります。

働きながら業界を知り、そのうえで免許取得を考える順序でも遅くありません。

免許を取る場合の道筋

美容師免許は、養成施設で学んだうえで国家試験に合格すると得られます。昼間の課程のほか、夜間や通信の課程があります。

働きながら通う人もいます。期間と費用がかかるため、先に業界で働いてから判断する人が多くいます。課程の選び方は美容学校の選び方にまとめています。

資格取得を支援する店がある

学費の一部を負担する制度を持つ店があります。資格取得支援の記載がある求人です。

条件として、一定期間の勤務が求められることがあります。支援の内容と条件を、面接で具体的に確認してください。

異業種の経験は評価される

飲食、アパレル、接客業からの転職は、この業界では多くあります。指名を取る仕組みは、リピーターを作る仕事と共通します。

短時間で信頼を得る技術も、そのまま通じます。前職の経験を「美容で何に使えるか」に翻訳して伝えてください。

翻訳のしかた

「アパレルで販売をしていました」では伝わりません。「同じお客さまに繰り返し来ていただくため、来店の記録を付けていました」なら伝わります。

やっていたことではなく、その中身を説明してください。書き方は職務経歴書の書き方にまとめています。

未経験で入るときの収入

正直に言えば、最初は下がることが多くなります。技術を身につける期間は、売上を作れないためです。

その期間がどのくらい続くかを、面接で確認してください。期間が分かれば、生活の計画が立てられます。

年齢は障害になりにくい

未経験でも、30代や40代から入る人はいます。特に免許の要らない職種では、社会人経験が評価されます。

ミドル・シニア歓迎の記載がある求人を見てください。年齢より、続けられるかどうかが見られます。

入る前に1日を知っておく

想像している仕事と、実際の1日は違います。準備の時間、混む時間帯、閉店後の片付け。

流れはサロンの1日の流れにまとめています。ここを読んでから応募すると、面接での質問も変わります。

美容業界から出る場合

ここからは、逆方向の話です。美容の現場で身につけたものは、他の業界でも通用します。

ただし、そのままの言葉では伝わりません。翻訳が必要になるのは、入るときと同じです。

何が通用するか

3つあります。指名を取る力は、個人の信頼で売上を作った経験として営業職で評価されます。

短時間で相手の要望を引き出す力は、相談を受ける仕事で活きます。そして、立ち仕事と繁忙を回した体力と段取りです。

移りやすい方向

美容から離れる場合でも、隣接する分野なら経験が活きます。化粧品や美容機器の販売、美容室向けの商材を扱う営業職。

美容の現場を知っていることが、そのまま強みになります。業界の外に出るというより、立ち位置を変える形になります。

業界に残ったまま働き方を変える

現場を離れたいだけなら、業界の中に選択肢があります。

移り先変わること
受付・レセプション薬剤に触れない。時間が読みやすい
美容カウンセラー相談が中心。立ち仕事が減る
スクール講師教える側に回る
店長・マネージャー運営の比重が上がる

免許と現場経験を持つ人は、これらで有利になります。

完全に離れる前に考えること

免許は失効しません。現場の勘は鈍りますが、数か月で戻ります。

一度離れて、戻ってくる人は珍しくありません。「一度離れる」ことと「二度と戻らない」ことは別だと考えてください。

戻るときの道

離れていた期間があっても、ブランクOKの求人は常にあります。薬剤と機材の変化に追いつけば、技術は戻ります。

戻り方はブランクから復帰するにまとめており、ブランクから復帰するからも求人を探せます。

免許の記載を確認しておく

離れている間に氏名や本籍地が変わっている場合、名簿の記載を訂正する手続きが必要です。戻る直前に気づくと間に合いません。

手順は美容師免許の手続きにまとめています。

収入で比べるときの注意

業界を移ると、収入の形が変わります。美容は歩合の比重が高く、成果が直接反映されます。

他業界は固定給の比重が高く、変動が小さくなります。上限だけでなく、下限で比べてください。

社会保険の扱いを確認する

正社員から業務委託に移ると、保険と年金が変わります。保険料を全額自分で払うことになります。

将来受け取る額にも差が出ます。仕組みは美容師の社会保険で説明しています。

どちらの方向でも見学は要る

入る場合も、移る場合も、現場を見てから決めてください。想像と実際は、かなり違います。

美容業界に入る人ほど、この差が大きくなります。確認項目は見学・体験入店で見ておきたいことにまとめています。

短期で判断しない

新しい環境は、最初の数か月が最もつらくなります。そこで判断すると、すべての職場が合わないことになります。

半年は続けてから判断してください。ただし、体調を損なう場合は例外です。動き方は入職後の最初の3か月にまとめています。

辞めるときの手順は同じ

どちらの方向でも、辞め方は変わりません。同僚より先に、直属の責任者へ伝えてください。

引き継ぎの期間を確保してください。手順は退職の進め方にまとめています。

志望動機で聞かれること

業界を移る人は、必ず理由を聞かれます。「なぜこの業界なのか」。

前の業界の不満を理由にすると、印象が悪くなります。新しい業界で何をしたいかを、前向きな言葉で用意してください。書き方は志望動機の書き方にあります。

まず働きながら確かめる

いきなり全部を変える必要はありません。アルバイト・パートで週に数日から始める方法があります。

副業・Wワーク可の求人なら、いまの仕事を続けたまま試せます。確認事項は副業・Wワークで美容の仕事をするにまとめています。

今日からできること

美容業界に入りたい人は、資格不問の求人を3件見てください。美容業界から移りたい人は、施術以外の職種を3つ見てください。

どちらも、まず現物の条件を見ることから始まります。想像で決めると、判断を誤ります。

悩み・働き方の見直しの記事一覧もあわせて読めます。

参照した資料

制度や手続きの詳細は改定されることがあります。実際の判断は、各機関の最新の案内や 専門家へのご相談とあわせてご確認ください。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

美容師免許がなくてもサロンで働けますか。

働けます。受付・レセプション、サロンアシスタント、販売・物販スタッフなどは免許が不要です。エステやリラクゼーションの施術にも国家資格は要りません。カットやパーマなど髪を扱う施術には美容師免許が必要です。

未経験から美容業界に入るには何から始めますか。

資格不問・未経験歓迎の求人から見てください。働きながら業界を知り、そのうえで免許取得を考える順序でも遅くありません。学費の一部を負担する資格取得支援の制度を持つ店もあります。

異業種の経験は評価されますか。

評価されます。飲食、アパレル、接客業からの転職はこの業界では多く、指名を取る仕組みはリピーターを作る仕事と共通します。ただし「アパレルで販売をしていました」ではなく、その中身を美容で何に使えるかに翻訳して伝えてください。

未経験で入ると収入は下がりますか。

最初は下がることが多いです。技術を身につける期間は売上を作れないためです。その期間がどのくらい続くかを面接で確認してください。期間が分かれば生活の計画が立てられます。

年齢が高くても未経験から入れますか。

入れます。特に免許の要らない職種では社会人経験が評価されます。年齢より、続けられるかどうかが見られます。

美容師の経験は他の業界で通用しますか。

3つが通用します。個人の信頼で売上を作った経験は営業職で評価され、短時間で相手の要望を引き出す力は相談を受ける仕事で活き、繁忙を回した段取りも通じます。ただし、そのままの言葉では伝わらないため翻訳が必要です。

美容から移るなら、どの方向が現実的ですか。

化粧品や美容機器の販売、美容室向けの商材を扱う営業職など、隣接する分野なら現場を知っていること自体が強みになります。業界の外に出るというより、立ち位置を変える形になります。

現場を離れたいだけの場合、業界に残る道はありますか。

あります。受付・レセプション、美容カウンセラー、スクール講師、店長・マネージャーなど、免許と現場経験を持つ人が有利になる職種があります。

一度美容業界を離れたら戻れませんか。

戻れます。免許は失効せず、現場の勘は数か月で戻ります。「一度離れる」ことと「二度と戻らない」ことは別だと考えてください。ブランクを受け入れる求人は常にあります。

いきなり全部を変えるのが不安です。

アルバイト・パートで週に数日から始める方法があります。副業・Wワーク可の求人なら、いまの仕事を続けたまま試せます。合うかどうかはやってみないと分かりません。