本文へ移動
学生・新卒・はじめての就職

異業種から美容へ|応募と選考の実務

前職の経験をどう翻訳するか、収入の下がり方をどう説明するか。未経験の入口ではなく、選考の進め方を整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:更新:

この記事で分かること

  • 「未経験」で終わらせず、前職の経験を応募先の業務に置き換える
  • 収入がいくら下がるかを計算した数字で答えられると、覚悟が伝わる
  • 「また変わるのでは」への答えを用意しておく

別の業界から美容の仕事へ移る。入口の選び方は未経験から美容業界に入るにまとめており、ここでは応募と選考の実務を扱います。

前職の経験をどう伝えるか、収入の下がり方をどう説明するか。ここで差が出ます。

「未経験」で終わらせない

経験が無いのは事実ですが、社会人としての経験はあります。そこを言葉にできるかで、評価が変わります。

新卒とは違う立場だという点を、自分でも意識してください。

前職の経験を翻訳する

飲食店での接客なら、混雑時の段取りと、要望を聞き出す会話。小売なら、在庫の管理と売り場作り。事務なら、記録と管理の正確さ。

応募先の業務に置き換えて説明してください。「接客経験があります」ではなく、「1日に◯人を担当し、待ち時間の調整をしていました」のように書きます。

数字を持ち込む

前職で扱っていた数字があれば、そのまま使えます。担当した人数、売上、管理していた項目の数。

数字があると、水準が伝わります。書き方は職務経歴書の書き方にまとめています。

志望動機で聞かれること

なぜ美容なのか、なぜいまなのか、なぜこの店なのか。この3つは必ず聞かれます。

「美容が好きだから」だけでは、どの店にも当てはまります。書き方は志望動機の書き方にまとめています。

「なぜ前職を辞めるのか」

前職の不満をそのまま話すと、うちでも同じことを言うのではないかと受け取られます。

事実を簡潔に述べたうえで、次にどうしたいかへつなげてください。整理の仕方は面接で落ちる理由にまとめています。

「続くのか」を疑われる

一度別の業界を経験している以上、また変わるのではないかと見られます。ここへの答えを用意してください。

なぜ美容なら続けられると考えているのかを、具体的に述べてください。見学に行っていれば、答えが具体的になります。

収入が下がることを織り込む

未経験からの入り直しになるため、前職より下がるのが普通です。どのくらい下がり、どのくらいの期間で戻るかを確認してください。

生活が成立する最低額を先に計算し、それを下回る条件は外してください。読み方は給与明細の読み方にまとめています。

下がることを面接で聞かれる

「収入が下がりますが大丈夫ですか」と聞かれます。計算した数字で答えられると、覚悟が伝わります。

「大丈夫です」だけでは、確認していないと受け取られます。

免許が要るかを先に決める

免許が要らない職種から入るか、美容師免許を取ってから入るか。かかる時間も費用も変わります。

課程の選び方は美容学校の選び方、資格の考え方は美容の資格・検定の選び方にまとめています。

働きながら学ぶ道

資格不問の求人学生歓迎の求人から入り、通信の課程で学ぶ人がいます。

資格取得支援のある求人であれば、費用の一部を店が負担する場合があります。

年齢は障害になりにくい

未経験でも、年齢による制限は原則としてありません。ミドル・シニア歓迎の求人は実在します。

30代以降の考え方は30代からの美容業界転職40代からの美容業界転職にまとめています。

年下の先輩に教わる

入った順で立場が決まるため、年下が先輩になります。前職での立場が高かった人ほど、ここでつまずきます。

考え方は年齢と立場が逆転する職場でにまとめています。

教育の体制を最優先で見る

未経験で入る場合、ここが決定的です。誰が、何を、どの順番で教えるのかを聞いてください。

研修制度が充実した求人は体系がある可能性が高く、未経験歓迎の求人は受け入れの前提があります。

体への負担を先に知る

立ち仕事と、薬剤や水に触れる時間の長さ。デスクワークから移る場合、この差は大きくなります。

対策は美容師の手荒れ対策立ち仕事の腰痛・足の負担にまとめています。

副業として試す

いまの仕事を続けながら、週に1日から始める方法があります。副業・Wワーク可の求人から探せます。

本業の就業規則で副業が認められているかを、先に確認してください。進め方は副業として美容の仕事をするにまとめています。

見学を先に行く

想像と実際の仕事は違います。応募する前に一度見てください。

確認項目は見学・体験入店で見ておきたいこと、実際に働く形なら体験入店の進め方にまとめています。

履歴書の書き方

美容以外の職歴も、すべて書いてください。空白期間があれば理由を1行添えます。

書き方は履歴書の書き方にまとめています。

辞める順番を守る

内定が出て、書面で条件を確認してから辞意を伝えてください。その前に伝えると、決まらなかったときに戻れなくなります。

進め方は在職中の転職活動にまとめています。

最初の3か月

できないことばかりで、辞めたくなる時期です。前職で一人前だった人ほど、この落差がこたえます。

進み方は入職から3か月の過ごし方にまとめています。

貯金を用意しておく

収入が下がる期間を、貯金で埋めることになります。何か月分あるかを確認してから動いてください。

余裕が無い状態で始めると、条件を妥協することになります。

保険と年金の切り替え

退職日と入職日の間が空けば、その期間は自分で手続きします。前職から受け取る書類も必要です。

手順は転職時の保険・年金の切り替えにまとめています。

今日からできること

まず、前職の経験を、応募先の業務に置き換えて3つ書き出してください。次に、収入がいくら下がるかを計算します。

そのうえで、なぜ美容なら続けられると考えているかを1文で書いてください。この1文が、面接で最も問われます。

応募・面接の記事一覧学生・新卒・はじめての就職の記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

求人を探す

同じカテゴリの記事

よくある質問

未経験だと不利ですか。

経験が無いのは事実ですが、社会人としての経験はあります。新卒とは違う立場なので、そこを言葉にできるかで評価が変わります。

前職の経験はどう伝えますか。

応募先の業務に置き換えて説明してください。「接客経験があります」ではなく、「1日に◯人を担当し、待ち時間の調整をしていました」のように書きます。

志望動機で何を聞かれますか。

なぜ美容なのか、なぜいまなのか、なぜこの店なのか。この3つは必ず聞かれます。「美容が好きだから」だけでは、どの店にも当てはまります。

「また変わるのでは」と疑われませんか。

一度別の業界を経験している以上、そう見られます。なぜ美容なら続けられると考えているのかを、具体的に述べてください。見学に行っていれば答えが具体的になります。

収入はどのくらい下がりますか。

未経験からの入り直しになるため、前職より下がるのが普通です。どのくらい下がり、どのくらいの期間で戻るかを確認し、生活が成立する最低額を先に計算してください。

「収入が下がりますが大丈夫ですか」と聞かれました。

計算した数字で答えられると、覚悟が伝わります。「大丈夫です」だけでは、確認していないと受け取られます。

免許は取ってから応募すべきですか。

免許が要らない職種から入るか、取ってから入るかで、かかる時間も費用も変わります。働きながら通信の課程で学ぶ道もあります。

年齢が高いと難しいですか。

未経験でも年齢による制限は原則としてありません。ただし、入った順で立場が決まるため、年下が先輩になります。前職での立場が高かった人ほど、ここでつまずきます。

何を最優先で見ればよいですか。

教育の体制です。誰が、何を、どの順番で教えるのかを聞いてください。未経験で入る場合、ここが決定的です。

いきなり転職せずに試せますか。

いまの仕事を続けながら、週に1日から始める方法があります。本業の就業規則で副業が認められているかを、先に確認してください。