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応募・面接

作品集の作り方|写真で技術を伝えるときの決まりごと

ネイル・ヘアメイク・カラーでは写真が最も早く伝わります。許可の取り方、選び方、面接での見せ方を整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • 撮影の許可と掲載・提示の許可は別。用途を伝えて確認する
  • 10枚から20枚で足りる。条件を揃えて撮ると技術の差が見える
  • 写真を見せるだけでは足りない。何を考えて施術したかを言えるようにする

仕上がりの写真は、書類より早く伝わります。とくにネイル、ヘアメイク、カラーでは、見せられるかどうかで判断が変わります。

一方で、扱いを間違えるとお客さまとの信頼を損ないます。作り方より先に、許可の取り方を押さえてください。

求められる職種、そうでない職種

ネイリストはデザインの引き出し、ヘアメイクは現場ごとの仕上がり、カラーリストは色の設計が見られます。

一方、受付・レセプション美容商材の営業では、作品より接客と管理の経験が見られます。応募先に必要かどうかを先に確認してください。

写真は許可を得たものだけ

最も重要な部分です。お客さまの許可なく撮った写真は使えません。顔が写る場合は特に、掲載の範囲まで確認してください。

撮ってよいかと、見せてよいかは別の許可です。「応募のときに見せてもよいですか」と用途を伝えて確認し、用途を変えるときは取り直してください。

前の店で撮った写真

店の設備や商材が写っている場合、店の資産にあたることがあります。規則で扱いが決まっている場合もあるため、雇用契約書と労働条件通知書の確認を見たうえで判断してください。

迷ったら顔を入れない方法があります。手元、髪の部分、仕上がりだけを写せば技術は十分に伝わり、範囲を狭めるほど扱いは楽になります。

練習用の作品でもよい

ウィッグやモデルへの施術でも問題ありません。その場合は「練習で制作したもの」と添えてください。隠して出すと、聞かれたときに答えられません。

枚数と順番

10枚から20枚で足ります。多ければよいわけではなく、見る側は最初の数枚で判断します。

いちばん自信のあるものを最初に置いてください。最後まで見てもらえるとは限らないので、順番はそのまま印象になります。

幅と得意分野を両立させる

同じような仕上がりばかりだと、対応できる範囲が狭く見えます。年代、髪質、色の系統の違うものを混ぜてください。

一方で、何がいちばん得意かは伝わる構成にします。得意なものを最初と最後に置く方法があります。考え方は指名を増やすにはにまとめています。

難しい条件のものを入れる

くせ毛、白髪の割合が高い髪、傷んだ髪。条件が難しいものを扱えることは、そのまま評価につながります。

きれいな仕上がりばかり並べると、幅が伝わりません。多少自信のない分野も1枚入れておくと、対応できる範囲として示せます。

撮り方の条件を揃える

同じ光、同じ背景、同じ角度で撮ってください。条件が揃っていると技術の差が見えますが、ばらばらだと写真の善し悪しに見えてしまいます。

施術前後を並べる場合は特に重要です。角度と光が違うと、変化なのか撮り方なのか分かりません。

加工の程度

明るさと色味の調整までにしてください。仕上がりそのものを変える加工は、面接で崩れます。実物と違うことは、見る人には分かります。

説明を1行添える

どんな要望に対して何をしたかを書いてください。「くせ毛を活かしたショート」「白髪を目立たせない設計」のように書くと、考えて施術していることが伝わります。

カラーであれば配合と放置時間など、書ける範囲で数字を入れると説明の精度が上がります。

紙か、画面か

タブレットや携帯の画面で見せる形で構いません。紙に印刷して渡す方法もあります。事前に「作品を持参してもよいですか」と確認してください。

画面で見せる場合は、見せたい写真だけをまとめたフォルダを作っておきます。その場で探すと時間が無駄になり、関係のない写真も目に入ります。

見せる時間は5分以内

長く見せるほど良いわけではありません。1枚につき20秒程度で説明できるようにしておき、聞かれたら追加で出す構えにしてください。

写真を出して黙っていると間が持ちません。準備は面接でよく聞かれることにまとめています。

説明が本体

写真を見せるだけでは足りません。その施術で何を考えたかを言えるようにしてください。

失敗した例は作品としては出しませんが、面接で聞かれたときに話せます。どう対処したかまで言えると、経験の深さが伝わります。

SNSをそのまま見せる場合

投稿がそのまま作品集になります。ただし私的な投稿が混ざっていると意図が伝わりません。考え方は発信と指名づくりにまとめています。

未経験・ブランクがある場合

学校の課題やコンテストの作品で構いません。完成度より取り組み方が見られます。いつ制作したものかを添えてください。

未経験歓迎の求人新卒歓迎の求人では、そこが見られます。ブランクがある場合も、古い作品に日付を添えて出せば判断してもらえます。進め方はブランクからの復帰にまとめています。

技術チェックがある場合

作品集があっても、実技を求められることがあります。内容と持ち物を事前に確認してください。

実際のお客さまへ施術する形になる場合は、労働にあたるため賃金が発生します。時間・内容・賃金の有無を確認しておいてください。

集める習慣を作る

転職を考えてから集め始めると間に合いません。日々の施術で、許可を得たものを残す習慣にしてください。月に数枚でも、1年で相当な数になります。

保存するときは、日付と施術の内容が分かる名前を付けてください。後から探せないと使えません。

職種を変える場合

美容の中で職種を変えるとき、前の職種の作品も見せて構いません。カラーの経験がある人がネイルへ移るなら、色の設計ができることは共通の強みです。

ただし、応募する職種の作品が1点も無い状態は避けてください。練習で制作したものでよいので、数点は用意しておきます。

面接後の扱い

見せた写真をその場で渡す必要はありません。求められた場合も、お客さまが写っているものは渡さないでください。掲載の許可と、第三者へ渡す許可は別のものです。

データで提出を求められた場合は、顔が写っていないものに絞るか、用途を確認したうえで判断してください。

データの管理

お客さまが写った写真は個人の情報にあたります。端末に鍵をかけ、共有の設定を確認してください。不要になったら消します。

撮影から掲載まで、どこまで許可を得たかを一覧で管理しておくと、後から確認できます。記憶に頼ると、許可の範囲が曖昧になります。

今日からできること

まず、いま手元にある写真のうち、掲載の許可を得たものを数えてください。次にその中から10枚を選び、順番を決めます。

そのうえで、それぞれに1行の説明を付けてください。説明が書けない写真は外してください。

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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

作品集はどの職種でも必要ですか。

ネイリスト、ヘアメイク、カラーリストでは見られます。一方、受付や営業の職種では作品より接客と管理の経験が見られます。応募先に必要かどうかを先に確認してください。

お客さまの写真を使ってもよいですか。

許可を得たものだけです。撮影の許可と、応募のときに見せる許可は別のものなので、用途を伝えて確認してください。用途を変えるときは取り直します。

顔が写っていない写真でもよいですか。

構いません。手元、髪の部分、仕上がりだけを写す方法で技術は十分に伝わります。範囲を狭めるほど、扱いは楽になります。

練習用の作品でもよいですか。

ウィッグやモデルへの施術でも問題ありません。その場合は「練習で制作したもの」と添えてください。隠して出すと、聞かれたときに答えられません。

何枚くらい用意すればよいですか。

10枚から20枚で足ります。多ければよいわけではなく、見る側は最初の数枚で判断します。いちばん自信のあるものを最初に置いてください。

写真の加工はどこまでしてよいですか。

明るさと色味の調整までにしてください。仕上がりそのものを変える加工は、面接で崩れます。実物と違うことは、見る人には分かります。

きれいな仕上がりだけを並べればよいですか。

くせ毛や白髪の割合が高い髪など、条件が難しいものも入れてください。難しい条件を扱えることが、そのまま評価につながります。

紙と画面のどちらで見せますか。

どちらでも構いません。画面で見せる場合は、見せたい写真だけをまとめておいてください。その場で探すと時間が無駄になり、関係のない写真も目に入ります。

見せる時間はどのくらいですか。

5分以内に収めてください。1枚につき20秒程度で説明できるようにしておき、聞かれたら追加で出す構えにします。

未経験でも作品集は要りますか。

学校の課題やコンテストの作品で構いません。完成度より取り組み方が見られます。いつ制作したものかを添えてください。