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転職の基本

求人票で確認が要る表記|数字が無い項目を数える

「応相談」「実力次第」「アットホーム」。書かれていたら確認が必要な表記を挙げ、聞き方まで整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • その表記があるから駄目ではなく、確認せずに入ると困るという話
  • 給与の幅が広い求人は、下限が自分に適用される額だと考える
  • 大事なのは、聞いたときに答えられるかどうか

求人票の読み方そのものは求人票の読み方にまとめています。ここでは、書かれていたら確認が要る表記を挙げます。

いずれも「その表記があるから駄目」という話ではありません。確認せずに入ると困る、という項目です。

数字が無い

給与、年間休日、勤務時間。これらに具体的な数字が無い求人は、比べようがありません。

「応相談」「実力次第」だけが並んでいる場合、面接で聞くしかありません。聞いて答えられなければ、店の側も整理していないということです。

給与の幅が異常に広い

「月給20万円〜60万円」のような表記です。下限が自分に適用される額だと考えてください。

上限に届いている人が何人いるかを聞いてください。答えられない場合、実質的には下限の求人です。

固定残業代の記載が不完全

含まれている場合、基本給の額、固定残業代の額と何時間分か、その時間を超えた場合に追加で支払う旨。この3つが揃っている必要があります。

揃っていなければ確認してください。読み方は給与明細の読み方にまとめています。

「週休二日制」とだけ書かれている

「完全週休二日制」とは別のものです。年間休日の実数を確認してください。

年間休日の記載が無い求人は、この点を曖昧にしている可能性があります。

「アットホームな職場」

具体性が無く、確かめようがない表現です。この求人サイトでは、こうした主観的な語彙を条件として持っていません。

書かれていること自体が問題ではありませんが、判断の材料にはなりません。何が具体的に良いのかを面接で聞いてください。

「やる気があれば未経験でも高収入」

条件を満たせば高い収入が得られる、という書き方です。何をどれだけ達成すればその額になるのかを確認してください。

歩合の設計を聞けば、実態が分かります。対象、基準額、率。この3つが揃わないと計算できません。

「アットホーム」と「家族のような」

人間関係の近さを売りにしている場合、距離の取り方が難しいことがあります。休みの日の付き合いがあるかを聞いてください。

合う人には居心地がよく、合わない人には負担になります。考え方は店の方針と自分が合うかにまとめています。

同じ求人が長期間出ている

人が定着していない可能性があります。ただし、事業を広げていて継続的に採用している場合もあります。

「直近1年で入った方と辞めた方は何人ですか」で判断してください。

常に「急募」

一時的な欠員なら分かりますが、いつ見ても急募の店は、人が続いていない可能性があります。

見極め方は急募の求人を見極めるにまとめています。

社会保険の記載が無い

社会保険完備の求人かどうかは、手取りにも将来の年金額にも関わります。

記載が無い場合、加入していない可能性があります。仕組みは美容師の社会保険にまとめています。

「保険あり」とだけ書かれている

労災保険のみを指していることがあります。健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険のどれが含まれるかを確認してください。

材料費の記載が無い

自己負担の店では、毎月一定額が引かれます。年間にすると大きな金額です。

材料費サロン負担の求人との差は、ここに出ます。負担の全体は道具代と材料費の負担にまとめています。

雇用形態が曖昧

「正社員登用あり」「業務委託も可」といった書き方では、実際にどちらで入るのかが分かりません。

社会保険の扱いも、収入の安定も変わります。比較は雇用形態の比較にまとめています。

試用期間の条件が書かれていない

期間中の給与が本採用後と違うことがあります。長さと条件を確認してください。

扱いは試用期間の労働条件にまとめています。

「研修充実」だけで中身が無い

誰が、何を、どの順番で教えるのか。研修中の給与はどうなるのか。ここが答えられない店では、実態が伴っていない可能性があります。

研修制度が充実した求人であっても、中身は店ごとに違います。

「独立支援あり」の中身

資金なのか、物件なのか、経営の指導なのか。中身がまったく違います。

一定期間の勤務が条件になっていることもあります。考え方は独立の資金計画にまとめています。

勤務地が「各店舗」

複数店舗を持つ会社では、異動の可能性があります。異動の範囲が通える範囲を超えると、生活が変わります。

転勤なしの求人という選択肢もあります。異動の範囲は労働条件の明示に含まれます。

応募後の連絡が来ない

応募者への対応が滞る店は、入ってからの情報共有も滞る傾向があります。

確認は1回で十分です。それでも返事が無ければ、判断材料として受け取ってください。

その場で決めさせようとする

「今日決めてもらえますか」と迫る店は注意が必要です。その場で決める義務はありません。

「書面を確認してから、◯日までにお返事します」と伝えて構いません。

書面を渋る

労働条件の明示は法律上の義務です。書面を出さない、口頭で済ませようとする店は、その時点で判断材料になります。

読む場所は雇用契約書と労働条件通知書の確認にまとめています。

表記だけで切らない

ここに挙げた項目があるからといって、悪い店とは限りません。書き手が慣れていないだけの場合もあります。

大事なのは、聞いたときに答えられるかどうかです。答えられない店は、実態を整理していません。

写真と実態が違う場合

内装の写真が実際と違う、掲載されているスタッフが既にいない。こうしたことは起こり得ます。

見学に行けば分かる部分です。求人票の情報だけで判断しないでください。確認項目は見学・体験入店で見ておきたいことにまとめています。

職種名が曖昧

「スタッフ募集」「美容スタッフ」といった書き方では、何を担当するのか分かりません。

免許が要るのか、施術を担当するのか、補助なのか。用語の意味は求人票と現場の用語にまとめています。

最低賃金を下回っていないか

月給を所定労働時間で割ると、下回っている場合があります。応募する前に一度計算してください。

計算の手順は自分の時給を確かめるにまとめています。

今日からできること

まず、いま見ている求人票で、数字が書かれていない項目を数えてください。次に、それを面接で聞く質問に変えます。

そのうえで、こだわり条件から探すで、数字が明示されている求人と比べてください。書いてある店のほうが、運用も整理されています。

転職の基本の記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

数字が書かれていない求人はどう見ますか。

給与、年間休日、勤務時間に具体的な数字が無い求人は比べようがありません。面接で聞くしかなく、聞いて答えられなければ店の側も整理していないということです。

「月給20万円〜60万円」のような幅はどう読みますか。

下限が自分に適用される額だと考えてください。上限に届いている人が何人いるかを聞き、答えられない場合は実質的に下限の求人です。

固定残業代の記載で何を確認しますか。

基本給の額、固定残業代の額と何時間分か、その時間を超えた場合に追加で支払う旨。この3つが揃っている必要があります。揃っていなければ確認してください。

「アットホームな職場」は避けるべきですか。

確かめようがない表現なので、判断の材料にはなりません。書かれていること自体が問題ではなく、何が具体的に良いのかを面接で聞いてください。

「やる気があれば未経験でも高収入」はどうですか。

何をどれだけ達成すればその額になるのかを確認してください。歩合の設計を聞けば実態が分かります。対象、基準額、率の3つが揃わないと計算できません。

同じ求人が長期間出ています。

人が定着していない可能性がありますが、事業を広げていて継続的に採用している場合もあります。「直近1年で入った方と辞めた方は何人ですか」で判断してください。

社会保険の記載が無い求人は。

加入していない可能性があります。「保険あり」とだけ書かれている場合も、労災保険のみを指していることがあるため、どれが含まれるかを確認してください。

「研修充実」の中身をどう確かめますか。

誰が、何を、どの順番で教えるのか。研修中の給与はどうなるのか。ここが答えられない店では、実態が伴っていない可能性があります。

その場で決めるよう迫られました。

その場で決める義務はありません。「書面を確認してから、◯日までにお返事します」と伝えて構いません。急かされること自体が判断材料になります。

これらの表記があれば応募しないほうがよいですか。

そうとは限りません。書き手が慣れていないだけの場合もあります。大事なのは、聞いたときに答えられるかどうかです。答えられない店は実態を整理していません。