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転職の基本

美容業界の転職、まず何から始めるか|求人を見る前に決める3つのこと

求人を見る前に決めておきたい3つのこと(勤務エリア・働き方・優先順位)と、応募までの進め方を整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:更新:

この記事で分かること

  • 求人を見る前に決めておく3つの前提(通える範囲・働き方の形・優先順位)
  • 雇用形態ごとの収入の安定性と自由度の違い
  • 求人を10件集めて3〜5件へ絞るまでの進め方
  • 見学を飛ばしてはいけない理由と、労働条件を書面で確認する手順

求人を見るところから始めると、迷子になります。サロンごとに給与の決め方も働き方も違うため、並べても比べられないからです。

先に決めるのは、自分の側の前提です。それが決まると、見るべき求人が絞られます。

求人より先に決める3つ

通える範囲、働き方の形、何を優先するか。この3つです。

順番も重要で、上から決めてください。通える範囲が決まらないと、そもそも候補が絞れません。

1つ目、通える範囲

片道何分までなら続けられるかを、数字で決めてください。毎日のことなので、10分の差が積み重なります。

検索結果の最短時間ではなく、乗り換えを含めた実際の時間で考えてください。可能であれば、その時間帯に一度移動してみてください。

通勤は毎日かかる費用でもある

交通費が全額支給されるとは限りません。上限がある場合、超えた分は自己負担になります。

車が必要な地域では、ガソリン代、駐車場代、保険料が加わります。交通費支給の求人車通勤可の求人で条件を確認してください。考え方は通勤とエリアの決め方にまとめています。

2つ目、働き方の形

正社員アルバイト・パート業務委託面貸し。社会保険の扱いも収入の安定も変わります。

保証を取るか、自由を取るか。比較は雇用形態の比較にまとめています。ここが決まっていないと、条件を比べても意味がありません。

3つ目、何を優先するか

給与、休日、通勤時間、教育、客層、規模。このうち上位3つを決めてください。

すべてを満たす求人はありません。3つに絞れば、他は妥協できます。迷ったときに戻る基準にもなります。

数字にする

「給与が高い店」ではなく「手取り◯万円以上」。「休みが多い店」ではなく「年間休日◯日以上」。

数字にしないと比べられません。生活が成立する下限は、計算して出してください。読み方は給与明細の読み方にまとめています。

職種を決めていない場合

美容の中でも、職種によって必要な免許も体への負担も変わります。まず職種から探すで全体を見てください。

職種ごとの中身は職種別ガイドの記事一覧にまとめています。

店の種別も選べる

同じ職種でも、サロン種別が変われば客層と求められる技術が変わります。

伸ばしたい技術と客層が合っていないと、経験が積み上がりません。

進め方の全体像

条件を決める、求人を絞る、店を調べる、見学に行く、応募する、面接、書面で確認、入職。この順です。

どれも飛ばさないでください。特に見学は、求人票では分からないことを確かめる唯一の機会です。

探し方の手順

軸は1つずつ使ってください。いきなり複数を重ねると0件になり、原因が分かりません。

10件前後に収まる絞り方が見つかれば、比べられる状態になります。詳しくは求人の探し方にまとめています。

店を調べる

メニューと価格から客層が読めます。予約ページや発信も見てください。

調べても分からないこと(給与の実態、残業、教育、人間関係)が、面接で聞くことになります。進め方は応募前に店を調べるにまとめています。

期間の目安

準備に1か月、応募から内定まで1か月、退職の手続きに1〜3か月。合わせて3か月から5か月を見てください。

入りたい時期から逆算して、動き始める月を決めてください。考え方は転職の時期の決め方にまとめています。

在職中に始めるか、辞めてから始めるか

収入が途切れない点で、在職中のほうが安全です。無収入の期間があると「早く決めたい」が判断に混ざります。

進め方は在職中の転職活動にまとめています。

体調を崩している場合は例外

体調や職場環境が理由なら、先に辞める判断は妥当です。無理を続けて働けなくなるほうが損失になります。

判断は辞めるか続けるかにまとめています。

求人票の読み方を先に知る

給与の内訳、固定残業代の有無、年間休日の実数。ここを読めないと、比べたつもりになるだけです。

読み方は求人票の読み方にまとめています。

応募の型を作る

連絡手段、文面、希望日程。毎回一から作ると、応募の数が伸びません。

型は応募の最初の連絡、書類は履歴書の書き方職務経歴書の書き方にまとめています。

見学は必ず行く

働いている人の表情、施術を終えたスタッフの様子、予約の詰まり方。求人票では分かりません。

確認項目は見学・体験入店で見ておきたいこと、実際に働く形なら体験入店の進め方にまとめています。

労働条件は必ず書面で

内定が出たら、書面で受け取ってください。口頭の説明だけで返事をしないでください。

食い違いがあれば、決める前に指摘してください。このやり取りができない職場は、入ってからも条件の話ができません。読む場所は雇用契約書と労働条件通知書の確認にまとめています。

内定が複数出たら

同じ項目で並べて比べてください。印象で決めると後悔します。

方法は内定を複数もらったときの比べ方にまとめています。断る先へも必ず連絡してください。

状況別の入口

未経験なら未経験から美容業界に入る、ブランクがあるならブランクからの復帰、新卒なら新卒で美容サロンに入る

経験者は経験者採用で評価されることから読んでください。

入ってからの3か月

最初の時期は誰でもつらいものです。ここで辞める人が一定数います。

進み方は入職から3か月の過ごし方にまとめています。初日の準備は入職初日までに揃えるものにあります。

今日からできること

まず、片道何分までなら通えるかを数字で決めてください。次に、働き方の形を1つ選びます。

そのうえで、優先する条件を3つ書いてください。この3つが決まってから求人を見ると、比べられるようになります。

転職の基本の記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

求人を探す

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よくある質問

美容業界の転職活動はどのくらいの期間がかかりますか。

人によって差がありますが、求人を集めて見学し、条件を確認して決めるまでに1〜3か月をみておくと余裕を持って進められます。在職中に探す場合は、見学の日程調整に時間がかかる点も見込んでください。

在職中に転職活動をしても大丈夫ですか。

問題ありません。むしろ収入が途切れないぶん、条件を妥協せずに選べます。急いでいないこと自体が交渉の材料にもなります。見学や面接の日程は休みの日に合わせて調整するのが一般的です。

何から決めればよいですか。

3つです。毎日続けられる通勤の範囲、働き方の形(雇用形態)、そして何を優先するか。この3つが決まっていないと、求人を見ても比べられません。

優先順位は複数決めてもよいですか。

1つだけにしてください。3つ挙げると結局どれも妥協することになります。1つ決めておくと、条件が拮抗したときに判断できます。その1つは時期によって変わって構いません。

通勤時間はどのくらいまでが目安ですか。

片道1時間を超えると、閉店後の練習や早番のシフトが一気にきつくなります。「通える」ではなく「毎日続けられる」範囲で線を引いてください。片道30分の差は月に20時間以上になります。

最初から条件を細かく絞ってよいですか。

絞りすぎないでください。条件を細かく重ねると0件になります。まず10件ほど集めてから、比べながら3〜5件に絞ってください。比べる相手がいないと良し悪しが判断できません。

見学は必ず行くべきですか。

行ってください。求人票から読み取れるのは条件だけで、忙しさやスタッフ同士の距離感は行ってみないと分かりません。ここを飛ばすことが、入ってからのずれの最大の原因です。

辞めてから探したほうがよい場合はありますか。

体調を崩している場合です。健康を損なってまで在職を続ける理由はありません。その場合は先に辞めて、休んでから探してください。

労働条件は口頭の説明でもよいですか。

いけません。給与、勤務時間、休日、業務内容、契約期間などは、書面またはメール等で明示することが法律で決められています。口頭で「だいたいこのくらい」と言われただけで入職を決めないでください。

求人票と提示された条件が違いました。

その場で確認してかまいません。確認しづらい雰囲気だとしたら、それ自体が判断材料になります。入ってからでは変えられません。