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転職の基本

サロンの価格帯と客層|給与欄より先に料金表を見る

単価が低い店は件数で、高い店は1件に時間をかけます。価格帯で1日の形も客層も変わることを扱います。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • カットの料金・カラーの料金・指名料の有無。この3つでおおよその位置が分かる
  • 収入は単価だけで決まらない。「平均単価 × 1日の担当件数」で見る
  • 面接で聞くのは「平均単価はいくらか」「1日あたり平均何人担当するか」の2つ

同じ「美容室」でも、カットが3,000円台の店と10,000円を超える店があります。この差は、働き方そのものの差です。

求人票の給与欄より先に、その店がいくらで施術しているかを見てください。

価格帯で1日の形が変わる

単価が低い店は、件数で売上を作ります。単価が高い店は、1件に時間をかけます。

同じ勤務時間でも、担当する人数がまったく違います。流れの全体はサロンの1日の流れにまとめています。

まず調べる3つ

カットの料金、カラーの料金、指名料の有無。この3つで、おおよその位置が分かります。

店のページに料金表が出ています。応募前に必ず見てください。

低単価・高回転の店

1日に10人以上を担当することがあります。手数が早くなり、短時間で仕上げる技術が身につきます。

一方、1件あたりの会話も確認も短くなります。体の負担は大きくなります。

高単価・低回転の店

1日に4人から6人程度を担当します。1件に時間をかけ、提案と会話の比重が高くなります。

そのぶん、要望を引き出す力が問われます。技術だけでは足りません。

どちらが良いということではない

自分が伸ばしたいものと、体力の状態で決まります。数をこなして手を早くしたい時期と、1件を深くしたい時期は違います。

段階の考え方は10年後から逆算するにまとめています。

収入は単価だけで決まらない

高単価でも件数が少なければ、売上は伸びません。低単価でも回転が速ければ、売上は積み上がります。

見るのは「平均単価 × 1日の担当件数」です。計算の考え方は美容師の給料の仕組みにまとめています。

面接で聞く2つ

「平均単価はいくらですか」「1日あたり平均何人担当しますか」。この2つで、売上の見込みが出ます。

数字で答えられる店は、実態を把握しています。他に聞くことは面接で自分から聞く質問にまとめています。

指名料の設計を見る

指名料があるか、いくらか、誰の取り分になるか。指名で積み上げる働き方では、ここが効いてきます。

考え方は指名を増やすにはにまとめています。

客層が変わる

価格帯は、そのまま来る人を決めます。学生が多い店、勤め帰りの人が多い店、余裕のある層が来る店。

自分が担当したい相手がいるかどうかを考えてください。

施術の中身も変わる

低単価の店ではカットの比重が高く、高単価の店ではカラーやトリートメントの比重が上がります。

担当できる施術の幅が、ここで決まります。伸ばしたい技術と合っているかを見てください。

薬剤と材料が変わる

単価が高い店ほど、扱う商材の種類が増えます。覚えることも増えますが、経験としては幅が出ます。

材料費を店が持つか自分が持つかも、あわせて確認してください。材料費サロン負担の求人の記載を見てください。

予約の取り方が違う

高単価の店は完全予約が多く、時間が読めます。低単価の店は飛び込みの来店を受けることが多くなります。

生活の組み立てやすさが変わります。

立地と価格帯は連動する

都心の駅前と、住宅地の店では価格が違います。家賃が違うためです。

通う距離と価格帯を、あわせて考えてください。考え方は通勤時間とエリアの決め方にまとめています。

店販の比重を見る

高単価の店ほど、商品の提案が業務に含まれる傾向があります。目標が設定されている場合もあります。

ノルマなしの求人の記載があるかを確認してください。

価格を下げている店

割引を大きく打ち出している店があります。集客の手段としては有効ですが、単価が下がるぶん件数で埋めることになります。

その負担が誰にかかるかを考えてください。実態は人手が足りず回らないときにまとめています。

高単価だから良いとは限らない

単価が高くても、歩合の設計が悪ければ手取りは増えません。基準額、率、材料費の負担で決まります。

比べ方は美容師の給料は本当に低いのかにまとめています。

サロン種別でも変わる

ネイル、まつげ、エステ、脱毛。業態ごとに単価と所要時間の相場が違います。

サロン種別から探すで全体を見られます。違いはサロン種別の違いと選び方にまとめています。

規模でも変わる

大型チェーンは価格を揃え、個人店は独自に決めます。同じ地域でも幅が出ます。

違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。

未経験から入る場合

低単価で回転の速い店は、担当できる件数が早く増えます。手を早くする段階では合っています。

一方、教える時間が取りにくい面もあります。進め方は未経験から美容業界に入る、求人は研修制度が充実した求人から探せます。

移るときに単価が変わる場合

低単価の店から高単価の店へ移ると、1件にかける時間の感覚を作り直すことになります。逆も同じです。

慣れるまで数か月かかります。動き方は入職後の最初の3か月にまとめています。

独立を考えるときの材料

自分の店を持つとき、価格帯を先に決めることになります。どの層を相手にするかが、そこで決まります。

準備は独立・開業の準備チェックリスト、数字の見方はサロンの数字の見方にまとめています。

価格を上げる側になったとき

店長や運営に関わると、価格を決める側になります。上げれば単価は伸びますが、来店が減ることもあります。

判断の材料はサロンの数字の見方にまとめています。

面貸しの場合

自分で価格を決められる形があります。席料と材料費を引いた残りが取り分になるため、単価の設計が直接効いてきます。

仕組みは面貸し・シェアサロンで働くにまとめています。

見学すると分かる

料金表だけでは、実際の客層は分かりません。営業中の時間帯に見学して、来ている人を見てください。

確認項目は見学・体験入店で見ておきたいことにまとめています。

今日からできること

まず、応募先のカット料金とカラー料金を調べてください。次に、面接で平均単価と1日の担当件数を聞きます。

そのうえで、その2つを掛けて1日の売上を出してください。そこから、自分の収入の見込みが立ちます。

転職の基本の記事一覧もあわせて読めます。

条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

価格帯で何が変わりますか。

単価が低い店は件数で売上を作り、単価が高い店は1件に時間をかけます。同じ勤務時間でも、担当する人数がまったく違います。

まず何を調べますか。

カットの料金、カラーの料金、指名料の有無です。この3つで、おおよその位置が分かります。店のページに料金表が出ています。

低単価の店はどんな働き方ですか。

1日に10人以上を担当することがあります。手数が早くなり、短時間で仕上げる技術が身につく一方、1件あたりの会話も確認も短くなります。

高単価の店はどうですか。

1日に4人から6人程度で、提案と会話の比重が高くなります。要望を引き出す力が問われ、技術だけでは足りません。

収入はどちらが高いですか。

単価だけでは決まりません。高単価でも件数が少なければ売上は伸びず、低単価でも回転が速ければ積み上がります。「平均単価 × 1日の担当件数」で見てください。

面接では何を聞きますか。

「平均単価はいくらですか」「1日あたり平均何人担当しますか」。この2つで売上の見込みが出ます。数字で答えられる店は実態を把握しています。

客層も変わりますか。

価格帯はそのまま来る人を決めます。学生が多い店、勤め帰りの人が多い店、余裕のある層が来る店。自分が担当したい相手がいるかを考えてください。

施術の中身は変わりますか。

低単価の店ではカットの比重が高く、高単価の店ではカラーやトリートメントの比重が上がります。伸ばしたい技術と合っているかを見てください。

高単価なら手取りも増えますか。

歩合の設計が悪ければ増えません。基準額、率、材料費の負担で決まります。単価と給与の設計は別に確認してください。