美容師を辞めたいと思ったときに読む|理由別の選択肢と判断の順序
辞めたい理由を5つに分け、それぞれで今の職場を変えられる部分と、移らないと変わらない部分を整理します。辞める前に確認する数字もまとめました。
「自主練習」でも実態で判断されます。任意かどうかの確かめ方、給与と材料費の扱い、面接で聞く4つを扱います。
VANNA Recruit 編集部公開:
閉店後の練習、休みの日の勉強会、外部の講習。美容の現場では当たり前のように行われています。
ただし、それが労働時間にあたるかどうかは、実態で決まります。曖昧なまま続けないでください。
デビューまでの期間は、練習の量がそのまま進み方に出ます。営業中だけでは、必要な回数に届きません。
だから練習そのものを否定する話ではありません。問題は、扱いが決まっていないことです。
使用者の指揮命令下に置かれている時間は、労働時間として扱われるのが原則です。名称が「自主練習」でも、実態で判断されます。
参加しないと不利益がある、内容や時間が指定されている。こうした要素があれば、労働時間にあたる可能性があります。
「参加は自由です」と説明されていても、実際に参加しない人がいるかを見てください。全員が参加しているなら、事実上の義務です。
聞き方としては「参加していない方はいますか」で足ります。
労働時間として扱われるなら、その分の賃金が支払われる必要があります。時間外であれば、割増の対象になります。
出ていない場合、その理由を確認してください。読み方は給与明細の読み方にまとめています。
何時から何時まで、何をしたか。自分でも記録してください。店の記録と食い違うことがあります。
後で相談する場面になったとき、この記録が材料になります。
1日1時間でも、週5日で5時間、月に20時間です。ここに休日の勉強会が加わります。
合計を出してから、それが妥当かを判断してください。感覚では分かりません。
営業時間が長いうえに練習が重なると、休息の時間が残りません。この状態が続くと、体を壊します。
実態は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。
先輩が付いて見てくれるのか、一人でやるだけなのか。これで意味がまったく変わります。
見てもらえない練習は、間違ったまま回数を重ねることになります。
先輩が自分の時間を使って教えている場合、その人も無償で残っています。個人の善意で成り立っている仕組みは、続きません。
店として時間を確保しているかどうかが分かれ目です。進め方はサロンの教育担当になるにまとめています。
ウィッグ、薬剤、道具。練習には費用がかかります。自己負担の店では、月に数千円から数万円が出ていきます。
材料費サロン負担の求人かどうかを確認してください。負担の実態は美容師の道具と自己負担にまとめています。
参加費、交通費、その日の扱い。店の指示で行くのか、自分の希望で行くのか。
店の指示であれば、業務としての扱いになります。費用と時間の負担を確認してください。
休日に講習や勉強会が入ると、休みが実質的に減ります。年間休日の数字と、実際に休めた日数が合わなくなります。
面接で「休みの日に集まる予定はどのくらいありますか」と聞いてください。
大会に出る場合、練習の量が一段と増えます。費用も時間も大きくかかります。
判断はコンテストと大会への出場にまとめています。参加が事実上の義務になっていないかを確認してください。
練習には相手が必要です。モデルを自分で探すよう求められることがあります。
負担の大きい部分です。どう確保しているかを、在籍している人に聞いてください。
練習の成果を投稿するよう求められることがあります。個人の発信と、店の業務は分けて考えてください。
考え方は発信と指名づくりにまとめています。
入って最初の数年は、練習の量が最も多くなります。学校を出たばかりの段階では、これが前提だと考えてください。
ただし、扱いを確認しないまま続ける理由にはなりません。進め方は新卒で美容の仕事に就くにまとめています。
一定の技術がある状態で入ると、練習の位置づけが変わります。それでも店のやり方に合わせる期間はあります。
入職直後の動き方は入職後の最初の3か月にまとめています。
材料費、講習費、交通費、モデルへの謝礼。1年でいくらになるかを数えてください。
収入から引くと、実際の手取りが見えます。比べ方は美容師の給料の水準にまとめています。
練習を続けるには、休息が要ります。睡眠が削られている状態では、回数を重ねても身につきません。
無理が続く場合は気持ちが続かないときにまとめています。
練習の時間、参加の任意性、給与の有無、材料費の負担。この4つを聞いてください。
答えが曖昧な店は、扱いを決めていない店です。
「研修制度充実」と書かれていても、その時間の扱いまでは分かりません。研修制度が充実した求人であっても、面接で確認してください。
読み方は求人票の読み方にまとめています。
労働時間の扱いに疑問がある場合、労働基準監督署や都道府県労働局の窓口で相談できます。相談は無料です。
給与が支払われていない場合は給与が支払われないときにまとめています。
まず店の責任者へ、事実として伝えてください。「この時間はどういう扱いになっていますか」で構いません。
対立する形にせず、確認として持ち出すほうが進みます。
伝えても扱いが変わらないなら、それが方針だということです。続けるかどうかの判断になります。
整理は辞めるか続けるかにまとめています。
営業時間内で教える形を取っている店があります。この場合、拘束は短くなります。
どちらが良いということではなく、自分が伸ばしたい時期かどうかで判断してください。
一通りできるようになると、練習の位置づけが変わります。強制ではなく、自分で決めるものになります。
考え方は伸び悩みを感じたときにまとめています。
まず、直近1か月で営業時間外に何時間使ったかを数えてください。次に、その分が給与に反映されているかを明細で確認します。
そのうえで、扱いが分からなければ店に聞いてください。曖昧なまま何年も続けると、後から遡れません。
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使用者の指揮命令下に置かれている時間は、労働時間として扱われるのが原則です。名称が「自主練習」でも実態で判断されます。参加しないと不利益がある、内容や時間が指定されているといった要素があれば、労働時間にあたる可能性があります。
「参加は自由です」と説明されていても、実際に参加しない人がいるかを見てください。全員が参加しているなら、事実上の義務です。
労働時間として扱われるなら、その分の賃金が支払われる必要があります。時間外であれば割増の対象になります。出ていない場合、その理由を確認してください。
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店の指示で行くのか、自分の希望で行くのかで変わります。店の指示であれば業務としての扱いになります。費用と時間の負担を確認してください。
休日に講習や勉強会が入ると、休みが実質的に減ります。年間休日の数字と、実際に休めた日数が合わなくなります。面接で頻度を聞いてください。
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