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応募・面接

内定が取り消されたとき|入職前に条件が変わる場合も

内定は承諾した時点で労働契約が成立していると解されます。取り消しへの対応、条件変更の扱い、起きにくくする順序を扱います。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • 内定を承諾した時点で労働契約が成立していると解される。自由には取り消せない
  • すぐに承諾せず、理由を書面で示してもらう。やり取りは記録に残す
  • 辞意を伝えるのは、内定が出て書面で条件を確認してから

内定が出て、前の店に退職を伝えた。その後で「やはり採用できない」と言われる。あるいは、提示されていた条件が入職前に変わる。

数は多くありませんが、起こり得ます。何ができるかを知っておいてください。

内定はすでに契約が成立している

内定を出し、応募者が承諾した時点で、労働契約が成立していると解されるのが一般的です。「まだ働いていないから自由に取り消せる」わけではありません。

取り消すには、解雇に準じた相応の理由が必要とされています。

取り消しが認められる場合

学校を卒業できなかった、必要な免許が取得できなかった、経歴に重大な偽りがあった。契約の前提が崩れた場合です。

一方、「業績が悪くなった」「他に良い人が来た」といった店側の都合は、当然に認められるものではありません。

まず理由を確認する

口頭で終わらせず、理由を書面で示してもらってください。何を根拠に取り消すのかが分からなければ、対応も決められません。

やり取りは記録に残してください。日付、相手、内容。

すぐに承諾しない

「分かりました」と即答すると、合意の上での取り消しと扱われる可能性があります。

「持ち帰って検討します」と伝えて構いません。感情的に反応せず、事実の確認を優先してください。

相談できる窓口

労働基準監督署や、都道府県労働局の総合労働相談コーナーが窓口です。相談は無料です。

新卒の採用であれば、学校の就職の担当や、ハローワークにも相談できます。

前の店を辞めてしまっている場合

最も深刻な状況です。収入が途切れ、戻ることも難しくなります。

だからこそ、辞意を伝えるのは内定が出て書面で条件を確認してから、という順序が重要になります。手順は在職中の転職活動にまとめています。

書面を受け取っておく

労働条件を明示した書面があれば、何が約束されていたかを示せます。口頭の説明だけでは、後から食い違います。

読む場所は雇用契約書と労働条件通知書の確認にまとめています。

入職前に条件が変わる場合

給与が下がる、勤務地が変わる、担当する業務が違う。取り消しではなく、条件の変更として提示されることがあります。

これも一方的に決められるものではありません。書面と照らして、どこが違うかを指摘してください。

変更を受け入れるかどうか

受け入れる場合も、変更後の条件を書面で受け取ってください。口頭の合意だけで進めないでください。

受け入れられない場合、辞退する判断もあります。伝え方は選考・内定を辞退するときにまとめています。

入職日が延期される場合

開店が遅れた、前任の退職が延びた。こうした理由で入職日がずれることがあります。

その期間の収入をどうするかを確認してください。待機を求められる場合、その扱いも聞いてください。新しい店の事情はオープニングスタッフという選択にまとめています。

自分から辞退する場合との違い

こちらが断るのと、店が取り消すのでは、扱いがまったく違います。混同しないでください。

自分から辞退するときも、連絡は必ず行ってください。

損害を受けた場合

前の店を辞めてしまった、引っ越しの費用を出した。実際に損害が生じている場合、その扱いを相談できます。

証拠になるものを残してください。やり取りの記録、支出の領収書。

記録の残し方

内定の連絡、条件の提示、承諾のやり取り。メールなど文字が残る形で行っておくと、後で示せます。

電話で受けた場合は、内容をその日のうちに書き留めてください。応募のやり取りの型は応募の最初の連絡にまとめています。

起きにくくする方法

書面を必ず受け取る、辞意を伝える順序を守る、入職日を明確にする。この3つで、多くは防げます。

内定が出た段階で「入職日と条件を書面でいただけますか」と伝えてください。渋る店は、その時点で判断材料になります。

渋る店の見分け方

労働条件の明示は法律上の義務です。書面を出さない、口頭で済ませようとする店は、他の部分でも運用が緩い可能性があります。

注意する表記は求人票で確認が要る表記にまとめています。

内定が長く保留される場合

取り消しではなく、返事が来ないまま時間が過ぎることがあります。この状態では、他の選考を止めるわけにいきません。

「いつまでにお返事をいただけますか」と、期限を聞いてください。答えられない店は、その時点で判断材料になります。

承諾の期限を求められる場合

「明日までに返事を」と急がされることがあります。書面も見ないまま決めさせる進め方は、避けてください。

検討の時間を求めるのは正当です。断り方は選考・内定を辞退するときにまとめています。

試用期間との違い

入職後の試用期間中の解雇と、入職前の内定取り消しは別のものです。どちらも自由に行えるわけではありません。

試用期間の扱いは試用期間で気をつけることにまとめています。

次を探し直す

取り消された場合、また探し直すことになります。収入が途切れている状態では、条件を妥協しやすくなります。

雇用保険の給付や貯蓄で何か月しのげるかを計算し、その範囲で探してください。仕組みは辞めたあとの雇用保険にまとめています。

早く決めたい場合

急募の求人面接1回の求人は、選考から入職までが早く進みます。

ただし、急ぐほど確認が省かれます。見極め方は急募の求人を見極めるにまとめています。

複数の選考を並行しておく

1社だけに絞ると、そこが崩れたときに戻れません。3社から5社を並行して進めてください。

比べ方は内定を複数もらったときの比べ方にまとめています。

入職までの期間を短くする

内定から入職までが空くほど、事情が変わる余地が生まれます。店の都合も、自分の都合も動きます。

退職の手続きに要る期間を見込んだうえで、入職日をできるだけ早く固定してください。手順は退職の手順と引き継ぎにまとめています。

採用する側になったとき

自分が内定を出す立場になったら、軽く扱わないでください。相手は前の店を辞める判断をします。

考え方は採用する側になったらにまとめています。

今日からできること

まず、内定が出たら「入職日と条件を書面でいただけますか」と伝えてください。次に、書面を受け取ってから辞意を伝えます。

そのうえで、やり取りは文字が残る形で行ってください。この順序を守るだけで、多くは防げます。

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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

内定は取り消せるものですか。

内定を出し、応募者が承諾した時点で労働契約が成立していると解されるのが一般的です。取り消すには解雇に準じた相応の理由が必要とされています。

どんな場合なら認められますか。

学校を卒業できなかった、必要な免許が取得できなかった、経歴に重大な偽りがあったなど、契約の前提が崩れた場合です。店側の都合が当然に認められるものではありません。

まず何をしますか。

口頭で終わらせず、理由を書面で示してもらってください。そして、すぐに承諾しないでください。即答すると合意の上での取り消しと扱われる可能性があります。

どこに相談できますか。

労働基準監督署や、都道府県労働局の総合労働相談コーナーが窓口です。相談は無料です。新卒の採用であれば、学校の就職の担当やハローワークにも相談できます。

前の店を辞めてしまいました。

最も深刻な状況です。だからこそ、辞意を伝えるのは内定が出て書面で条件を確認してから、という順序が重要になります。

条件が入職前に変わりました。

取り消しではなく条件の変更として提示されることがあります。これも一方的に決められるものではありません。書面と照らして、どこが違うかを指摘してください。

入職日が延期されました。

その期間の収入をどうするかを確認してください。待機を求められる場合、その扱いも聞いてください。

返事が来ないまま時間が過ぎています。

「いつまでにお返事をいただけますか」と期限を聞いてください。答えられない店は、その時点で判断材料になります。他の選考は止めないでください。

起きにくくする方法はありますか。

書面を必ず受け取る、辞意を伝える順序を守る、入職日を明確にする。この3つで多くは防げます。内定が出た段階で「入職日と条件を書面でいただけますか」と伝えてください。