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応募・面接

経験者採用で評価されること|伝え方を変えないと通らない

未経験の応募と何が違うか。実績を数字で示す方法、退職理由の変換、条件を入る前に決める手順を整理します。

VANNA Recruit 編集部公開:更新:

この記事で分かること

  • 経験者が見られている3つの項目
  • できないことを先に言うほうが信用される理由
  • 退職理由を「求めているもの」に変換する方法
  • 条件を提示できる立場であること

経験者として応募すると、見られる項目が変わります。伸びしろではなく、いま何ができるかで判断されます。

そのため、伝え方を変えないと評価されません。未経験の応募とは、準備するものが違います。

未経験の応募と何が違うか

未経験では、なぜこの仕事を選んだかと、どう学ぶつもりかが見られます。経験者では、入ってすぐ何を任せられるかが見られます。

意欲を語るより、できることを具体的に示すほうが効きます。

施術の範囲を具体的に言う

「カラーが得意です」では水準が伝わりません。何を、どのくらいの頻度で、どんな条件のお客さまに対して担当してきたかを述べてください。

「白髪の割合が高い方のカラーを月に60件ほど担当していました」のように、対象と件数を入れると伝わります。

数字を3つ用意する

月の指名人数、月の売上、1日の平均担当人数。この3つを言えるようにしてください。

数字があると、経験の中身が伝わります。自分の水準を客観的に示せるのは、経験者だけが持てる材料です。

数字が出せない場合

店が担当別の集計を持っていない場合があります。その場合は、来店台帳から自分で数えてください。

数え方は指名を増やすにはにまとめています。数字が無いまま応募すると、未経験に近い扱いになります。

できないことを隠さない

扱ったことのない薬剤や機器があれば、そのまま伝えてください。隠して入ると、入職後に担当できない施術が出てお互いに困ります。

「これは経験がありませんが、他は問題ありません」と、できることを添えて伝えてください。体質上扱えないものがある場合も同じです。考え方は薬剤で体調を崩したときにまとめています。

書類は役割を分ける

履歴書は経歴を並べる書類、職務経歴書は何ができるかを伝える書類です。同じ内容を両方に書かないでください。

書き方は履歴書の書き方職務経歴書の書き方にまとめています。作品で示せる職種なら作品集の作り方も確認してください。

退職理由の伝え方

事実を簡潔に述べたうえで、次にどうしたいかへつなげてください。不満をそのまま話すと、うちでも同じことを言うのではないかと受け取られます。

「担当できる施術の幅を広げたかったのですが、前職では役割が固定されていました」。事実とこれからを組み合わせる形にします。落ちる理由の整理は面接で落ちる理由にまとめています。

短期間で辞めた店がある場合

隠さずに書いてください。社会保険の記録から分かることがあります。

回数が多い場合の説明は転職回数が多いときにまとめています。

経験者向けの求人を探す

経験者優遇の求人は、経験を評価する前提の募集です。歩合給ありの求人も、実績が収入に反映されやすい形です。

ただし「優遇」の中身は店ごとに違うため、何がどう優遇されるのかを面接で確認してください。

条件は入る前に決める

入ってからの交渉は難しくなります。給与、休日、担当範囲、昇給の時期。決める前に確認と相談を済ませてください。

手順は給与の交渉のしかたにまとめています。

提示された額の根拠を聞く

経験者として提示された額が、何をもとに決まったのかを聞いてください。基本給、固定残業代の有無と時間数、歩合の計算方法。

読み方は給与明細の読み方にまとめています。総支給額だけでは実態が分かりません。

歩合の設計を必ず確認する

対象が総売上か指名売上か、いくらを超えた分から付くか、率は一律か段階的か。この3つで手取りが変わります。

計算の考え方は美容師の給料の仕組みにあります。

顧客の扱いを確認する

前の店の顧客情報は店の管理下にあり、持ち出せません。独断で連絡すると規則違反になります。

扱いは雇用契約書と労働条件通知書の確認にまとめています。

指名はすぐには戻らない

移った先では、また新規から始まります。前の店と同じ収入に戻るまでには時間がかかります。

新規の配分と次回予約の運用を、面接で必ず確認してください。ここが整っていない店では、経験者でも数字が伸びません。

前の店のやり方を持ち込まない

経験があるほど、違いが目に付きます。しかし入ってすぐに改善を提案すると、反発を招きます。

まず、この店のやり方を覚えてください。提案は3か月ほど経ってからのほうが通ります。進み方は入職から3か月の過ごし方にまとめています。

試用期間の条件を確認する

経験者でも試用期間が設けられることがあります。期間中の給与が本採用後と違う場合があるため、確認してください。

扱いは試用期間の労働条件にまとめています。

年代で見られ方が変わる

30代は「いま何ができるか」、40代は「積んだものをどう店の役に立てるか」で見られます。

考え方は30代からの美容業界転職40代からの美容業界転職にまとめています。

店の種別を変える場合

同じ職種でも、店の種別が変われば客層と求められる技術が変わります。サロン種別から探すで違いを確認してください。

規模による違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。

在職中に探す

収入が途切れないため、条件を妥協せずに済みます。経験者は選考が短く進むことが多く、在職中でも動きやすい立場です。

進め方は在職中の転職活動にまとめています。

内定が複数出たら

同じ項目で並べて比べてください。印象で決めると後悔します。

方法は内定を複数もらったときの比べ方にまとめています。

実技を課される場合がある

経験者の採用では、書類と面接だけで技術の水準を判断できないため、実際に手を動かす選考が組まれることがあります。

準備の順序は選考で実技試験があるときにまとめています。

今日からできること

まず、月の指名人数、月の売上、1日の平均担当人数の3つを数えてください。次に、扱ったことのある薬剤と機器を書き出します。

そのうえで、できないことも1つ書いてください。隠さずに言えるほうが、入ってから楽になります。

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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

未経験の応募と何が違いますか。

未経験は「これから育つ人」、経験者は「入った翌月から売上を作れる人」として見られます。熱意より実績が求められ、数字で言えるかどうかが最初の分かれ目になります。

何を見られていますか。

3つです。担当できる施術の範囲、いま作っている売上と指名の数、前の職場を辞める理由。

施術の範囲はどう伝えますか。

「一通りできます」では伝わりません。カット、カラー、パーマ、縮毛矯正など、できるものと経験が浅いものを分けて言ってください。できないことを言える人のほうが信用されます。

できないことは隠したほうがよいですか。

隠さないでください。入ってから分かると信頼を失います。「縮毛矯正は経験が少ないので、教えていただきたい」と先に言うほうが、結果的に評価されます。

実績の数字が出せません。

店の方針で個人の売上を把握していない場合があります。その場合は具体的な場面を話してください。「白髪染めの比率が高い店で、1日6人ほど担当していました」のように、条件と人数が入っていれば伝わります。

退職理由はどう伝えますか。

不満をそのまま言うと印象が悪くなります。「何が嫌だったか」ではなく「何を求めているか」に変換してください。「休みが取れなかった」は「長く続けるために、休みが取れる環境を探しています」になります。

短期間で辞めた店があります。

隠さないでください。経歴に空白があるとかえって聞かれます。理由を1文で説明できるように用意してください。

条件の交渉はできますか。

経験者は条件を提示できる立場です。ただし入ってからの交渉は難しくなるため、給与、休日、担当範囲、昇給の時期を入る前に決めてください。提示された額の内訳も聞いて構いません。

指名客は連れて行けますか。

顧客情報は店の管理下にあるため、独断で持ち出すとトラブルになります。契約書や就業規則に取り決めがある場合もあるため、退職前に必ず確認してください。

入ってから気をつけることはありますか。

前の店のやり方を持ち込まないことです。「前の店ではこうでした」は最も嫌われる言い方で、経験者が最も失敗しやすい点です。改善の提案は3か月経ってからにしてください。