美容師を辞めたいと思ったときに読む|理由別の選択肢と判断の順序
辞めたい理由を5つに分け、それぞれで今の職場を変えられる部分と、移らないと変わらない部分を整理します。辞める前に確認する数字もまとめました。
欠員が補充されない状態が続くと、次に辞めるのは自分です。一時的か恒常的かの見分け方と、数字で提案する方法を整理します。
VANNA Recruit 編集部公開:更新:
人が辞めて、補充されない。残った人数で同じ数のお客さまを受ける状態が続くと、次に辞めるのは自分になります。
まず、一時的な状態なのか、これがこの店の方針なのかを見分けてください。対応がまったく変わります。
産休や病気による一時的な欠員なのか、辞めた人が補充されないまま続いているのか。ここで分かれます。
前者は待てば戻りますが、後者は戻りません。
「募集は出していますか」と聞いてください。出していない場合、この人数で回す方針だということです。
その前提で、続けるかどうかを判断することになります。
条件が相場と合っていない可能性があります。その場合、待っても状況は変わりません。
働く人数は変えられませんが、自分の時間の使い方は多少変えられます。まず、変えられる部分から手を付けてください。
そのうえで、変えられない部分をどうするかを考えます。
1人あたりの施術時間が短すぎると、遅れが積み重なり、後の予約に波及します。適正な時間を店に提案してください。
1件の遅れが1日の終わりまで残るなら、枠の設定そのものが合っていません。
「忙しい」では動きません。1日の担当人数、平均の遅れ、退勤時刻を数字で示すと、検討の対象になります。
出勤と退勤の時刻を、自分でも記録してください。店の記録と食い違うことがあります。
実態は美容師の労働時間と休日の実態にまとめています。
労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要とされています。取れていない状態が続いているなら、これは制度の問題です。
予約の間に空きを作る運用が必要です。自分だけで解決できないため、店へ伝えてください。
伝えても変わらない場合、方針として決まっているということです。
働いた時間に対して支払われているかを確認してください。固定残業代がある場合、その時間を超えた分は追加で支払われる必要があります。
読み方は給与明細の読み方にまとめています。
年間休日の実数と、有給が使える状態かどうかを確認してください。名目の休日数と実際に休めた日数は、しばしば一致しません。
仕組みは有給休暇の取り方にまとめています。
人が足りないことを理由に断られ続ける場合があります。制度としては、取得の権利があります。
まず店へ相談し、それでも変わらないなら外部の窓口があります。
すべての要望を受けると、破綻します。受けられない予約は受けない。これを店の方針として決めてもらってください。
自分の判断で断ると、他の人との差が出ます。店の運用として決めてもらうことが重要です。
一人で抱えないでください。
忙しい店では、教える時間が取れません。その結果、新人が育たず、また辞めます。
これが人手不足を長引かせます。断ち切るには、時間を意図的に取り分けるしかありません。
週に1時間でも、教える時間を取る運用にできないか提案してください。長期的には、その時間が回収されます。
進め方はサロンの教育担当になるにまとめています。
痛みや不調が出ている場合、限界を超えています。無理をして続けると、働けなくなります。
対策は立ち仕事の腰痛・足の負担と美容師の手荒れ対策にまとめています。
業務が原因で体を痛めた場合、労災保険の対象になることがあります。自己負担で治療する前に確認してください。
手続きは仕事中のけがと労災にまとめています。働けなくなった場合の収入は病気やけがで働けなくなったときにまとめています。
短期間に複数人が辞める店には、理由があります。自分だけが我慢しても、状況は変わりません。
一番長い人が何年目かを見てください。全員が数年以内なら、続けにくい職場です。
これは、どの条件よりも実態を表します。
次の店では、人数と担当件数を必ず確認してください。「1日あたり平均何人ですか」と聞きます。
数字で答えられる店は、実態を把握しています。
残業ほぼなしの求人や年間休日120日以上の求人は、条件を明示しています。
そのうえで、実績を面接で確認してください。表記と運用が一致しているとは限りません。
「直近1年で入った方と辞めた方は何人ですか」。この質問に数字で答えられる店を選んでください。
答えを濁す場合、把握していないか、言いたくない数字だということです。
少人数の店では、1人抜けた影響が大きくなります。一方、大型店でも人が足りない店はあります。
規模だけでは決まりません。違いは少人数サロンと大型チェーンの違いにまとめています。
辞めずに、働く時間を減らす方法もあります。時短勤務可の求人やシフト相談可の求人があります。
収入は下がりますが、続けられます。
補充の予定を聞き、数字を示して運用の見直しを提案する。それでも変わらなければ、動くことを検討する。
この順で進めてください。順番を飛ばすと、次の店でも同じことが起きます。
続けるか動くかの整理は辞めるか続けるかにまとめています。
判断を先送りするほど、選べる余地は減ります。
施術以外の業務が、特定の人に偏っていることがあります。分担表を作るだけで、負担が平らになります。
提案しやすい部分です。まずここから始めてください。
電話の対応が施術を中断させている場合があります。予約をページから受ける形にできないか相談してください。
中断が減るだけで、遅れが減ります。
受付・レセプションがいる店では、施術者の負担が下がります。
人を増やす提案は通りにくいものですが、効果は大きくなります。
受けられる件数の上限を、店の方針として決めてもらってください。個人の判断に任せると、断れない人に集中します。
複数店舗のある会社では、店をまたいだ応援がある場合があります。一時的な欠員なら、この形で乗り切れます。そもそも応援を呼べない体制については一人で店を回す働き方にまとめています。
一時的なら、期限を確認して耐える判断があります。恒常的なら、耐えても終わりません。
ここを分けて考えてください。混同すると、いつまでも動けなくなります。
まず、直近1か月の退勤時刻を書き出してください。次に、1日の平均担当人数を数えます。
そのうえで、補充の予定があるかを店に聞いてください。予定が無いなら、それがこの店の方針です。
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自分の判断で断ると、他の人との差が出て角が立ちます。受けられる件数の上限を、店の方針として決めてもらってください。一人で抱えないことが重要です。
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