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キャリア

計画して仕事を離れる|出産・介護・療養の前に決めること

離れる期間、その間の収入、戻る先。この3つを離れる前に決めておくと、復帰の判断がぶれません。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • 辞めるか休むかを決める前に、在籍のまま休める制度があるか確認する
  • 働けない期間は雇用保険の給付対象外だが、受給期間を延長できる制度がある
  • 免許は失効しないが手は鈍る。短時間でも関わり続けると復帰が楽になる

出産、介護、留学、療養。仕事から離れる期間が必要になることがあります。

やむを得ず離れる場合と、計画して離れる場合では、準備できることが違います。ここでは、離れる前に決めておくことを扱います。復帰そのものの進め方はブランクからの復帰にまとめています。

離れる前に決める3つ

いつまで離れるか、その間の収入をどうするか、戻る先をどうするか。

この3つを曖昧にしたまま離れると、復帰の判断がずるずる先送りになります。期限を切っておくほど、戻りやすくなります。

辞めるか、休むか

在籍したまま休める制度があるなら、そのほうが復帰は楽です。産休や育休は制度として定められています。仕組みは産休・育休と復帰にまとめています。

介護についても、休業や短時間勤務の仕組みがあります。使えるかどうかを、辞める判断をする前に確認してください。備え方は介護と仕事の両立にまとめています。

制度を使えるか確認する

制度があるかではなく、使った人がいるかを聞いてください。産休・育休取得実績ありの求人は、実績を掲げています。

いまの職場で使えない場合、辞めることになります。その場合は、社会保険と雇用保険の扱いを先に確認してください。

収入の見通しを立てる

離れている間、いくら必要かを月単位で出してください。家賃、食費、保険料、税金。

住民税は前の年の所得にかかるため、収入が無い年にもまとまった請求が来ます。読み方は給与明細の読み方にまとめています。

受けられる給付を調べる

健康保険や雇用保険に加入していれば、状況に応じて受けられる給付があります。条件と手続きは、加入先や窓口で確認してください。

制度は改正が続くため、金額や日数はその都度確認が必要です。雇用保険の考え方は辞めたあとの雇用保険にまとめています。

働けない期間は給付の対象外になることがある

雇用保険の基本手当は、次の仕事を探している人のための給付です。療養や育児ですぐに働けない場合は対象になりません。

一方で、受給期間を延長できる制度があります。期限があるため、離れる時点で手続きを確認してください。

保険と年金の切り替え

会社の健康保険と厚生年金から外れる場合、国民健康保険と国民年金への切り替えが必要です。家族の扶養に入る選択肢もあります。

手続きをしないと未納の期間ができ、将来受け取る額に影響します。期限があるため、辞める前に調べてください。

免許は失効しない

美容師免許に有効期限はありません。何年離れても失効しないため、資格の面での焦りは不要です。

免許証を紛失した場合は再交付の手続きがあります。手元にあるか、離れる前に確認しておいてください。

技術の勘は鈍る

免許は残っても、手は鈍ります。これは避けられません。

離れている間にできることを1つ決めておくと、戻るときの負担が減ります。道具の手入れ、雑誌や動画で流行を見る、知人の髪を切らせてもらう。

短時間でも関わり続ける

完全に離れるより、週に数時間でも関わり続けるほうが復帰は楽です。アルバイト・パートの求人時短勤務可の求人で、負担の小さい形を探せます。

ただし、療養が理由の場合は無理をしないでください。回復を優先するほうが、結果的に早く戻れます。

業界の情報から離れない

数年離れると、流行も薬剤も変わります。復帰したときの差は、技術より情報の差として表れます。

働いていた頃の同僚と連絡を保っておくと、戻るときの入口にもなります。

戻る先を残しておく

在籍のまま休めるなら、それが最も確実です。辞める場合でも、戻る意思があることは伝えておいてください。

「落ち着いたら戻りたい」と伝えて辞めた人が、実際に戻っている例があります。伝えていなければ、その選択肢は生まれません。

円満に辞める

戻る可能性を残すなら、辞め方が重要になります。引き継ぎを丁寧に行い、担当していたお客さまの記録を整えてください。

手順は退職の進め方にまとめています。美容の業界は狭く、辞め方は記録として残ります。

復帰の時期を決めておく

「落ち着いたら」では決まりません。おおよその時期を決めて、その3か月前から動き始めてください。

決めた時期が来たときに事情が変わっていれば、変えて構いません。決めていないことが問題です。

復帰の入口を用意しておく

ブランクOKの求人は実在します。ブランクから復帰する特集に、条件の合う求人がまとまっています。

離れる前に、どういう求人があるかを一度見ておくと、復帰のときの心理的な負担が下がります。

職種を変える機会にもなる

離れている間に、戻る先を変えることもできます。施術から受付・レセプションへ、あるいは体の負担が少ない職種へ。

考え方は体力が変わってきたときにまとめています。

復帰後の条件を先に考える

戻ったときに、以前と同じ時間で働けるとは限りません。育児や介護が続いていれば、時間の制約が残ります。

シフト相談可の求人子育てママ活躍中の求人から探すことになります。ひとり親の場合はひとり親で美容の仕事を続けるも確認してください。

説明の準備をしておく

復帰の面接では、離れていた理由と、いま働ける状態であることを説明します。事実を簡潔に述べれば足ります。

書き方は履歴書の書き方、面接での整理は面接で落ちる理由にまとめています。

住民税は離れた翌年に来る

前の年の所得に対してかかるため、収入が無い年にもまとまった請求が来ます。離れる期間の生活費に、必ず含めてください。

読み方は給与明細の読み方にまとめています。

道具を手入れして保管する

シザーやニッパーは、放置すると錆や劣化が進みます。手入れをしてから保管してください。

戻るときに買い直しになると、余計な費用がかかります。負担の考え方は道具代と材料費の負担にまとめています。

記録を残しておく

離れる直前に担当していた施術の内容、扱っていた薬剤、月の担当件数。これを書き留めておいてください。

数年後の面接で「何ができるか」を聞かれたとき、記憶だけでは答えられません。伝え方は経験者採用で評価されることにまとめています。

今日からできること

まず、離れる期間の見込みを月数で書いてください。次に、その間に必要な生活費を計算します。

そのうえで、いまの職場で在籍のまま休める制度があるかを確認してください。辞めるかどうかは、その答えを見てから決めれば足ります。

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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

離れる前に何を決めておくべきですか。

いつまで離れるか、その間の収入をどうするか、戻る先をどうするか。この3つです。曖昧なまま離れると、復帰の判断が先送りになります。

辞めたほうがよいですか、休んだほうがよいですか。

在籍したまま休める制度があるなら、そのほうが復帰は楽です。産休・育休は制度として定められており、介護についても休業や短時間勤務の仕組みがあります。辞める判断をする前に確認してください。

制度があるか、どう確認しますか。

制度があるかではなく、使った人がいるかを聞いてください。産休・育休の取得実績を掲げている求人もあります。

離れている間の収入はどうなりますか。

健康保険や雇用保険に加入していれば、状況に応じて受けられる給付があります。条件と手続きは加入先や窓口で確認してください。制度は改正が続くため、金額や日数はその都度確認が必要です。

雇用保険の給付は受けられますか。

基本手当は次の仕事を探している人のための給付なので、療養や育児ですぐに働けない場合は対象になりません。一方で、受給期間を延長できる制度があります。期限があるため、離れる時点で確認してください。

保険と年金はどうなりますか。

会社の健康保険と厚生年金から外れる場合、国民健康保険と国民年金への切り替えが必要です。家族の扶養に入る選択肢もあります。手続きをしないと未納の期間ができます。

免許は失効しますか。

美容師免許に有効期限はありません。何年離れても失効しないため、資格の面での焦りは不要です。ただし手は鈍るので、離れている間にできることを1つ決めておくと復帰の負担が減ります。

完全に離れるべきですか。

週に数時間でも関わり続けるほうが復帰は楽です。ただし療養が理由の場合は無理をしないでください。回復を優先するほうが、結果的に早く戻れます。

戻る先はどう残しますか。

在籍のまま休めるならそれが最も確実です。辞める場合でも、戻る意思があることは伝えておいてください。伝えていなければ、その選択肢は生まれません。

復帰の時期はどう決めますか。

「落ち着いたら」では決まりません。おおよその時期を決めて、その3か月前から動き始めてください。事情が変われば変えて構いませんが、決めていないことが問題です。