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キャリア

独立・業務委託から雇用へ戻る|確認することの順番

戻るのは失敗ではありません。契約の制限、履歴書の書き方、面接での説明、社会保険の切り替えを扱います。

VANNA Recruit 編集部公開:

この記事で分かること

  • 戻る理由を3つ書き出し、それが次の職場で解消されるかを確認する
  • 契約に競業や顧客の引き継ぎを制限する条項が無いか読み直す
  • 額面だけを比べると下がって見える。社会保険料の会社負担と材料費が消えた後で比べる

独立した、面貸しに移った、業務委託で働いてきた。そのうえで、また雇われて働く形に戻る人がいます。

失敗とみなす必要はありません。ただし、戻るときに確認することがあります。

戻る理由はさまざま

収入が安定しない、社会保険が無い、体調を崩した、家族の事情が変わった。理由はそれぞれです。

理由を整理しておくと、面接で説明しやすくなります。曖昧なままだと、伝わりません。

収入の下限が問題になる

面貸しや業務委託では、休んだ月の収入がそのまま下がります。上限が外れる代わりに、下限も無くなります。

この構造が生活に合わなくなったなら、戻る判断は合理的です。比較は雇用形態の比較にまとめています。

社会保険が理由の場合

国民健康保険には傷病手当金の仕組みが一般的に用意されていません。働けない期間の収入がゼロになります。

年金の額にも差が出ます。仕組みは美容師の社会保険、働けない期間の扱いは病気やけがで働けなくなったときにまとめています。

体調が理由の場合

無理をして続けた結果、体を痛めることがあります。この場合、戻る先の勤務時間と担当件数を先に確認してください。

同じ働き方に戻ると、同じことが起きます。対策は立ち仕事の腰痛・足の負担にまとめています。

店をたたむ場合の手続き

自分の店を閉じる場合、契約の解約、届出、設備の処分など、手続きが発生します。期間も費用もかかります。

次の職場の入職日を決める前に、どのくらいかかるかを見込んでください。

お客さまへの案内

自分の顧客を持っている場合、どこへ引き継ぐかを決めます。次の職場へ来てもらえるとは限りません。

顧客情報の扱いには制約があります。考え方は顧客情報の扱いにまとめています。

契約の制限を確認する

業務委託や面貸しの契約に、近隣での競業や顧客の引き継ぎを制限する条項が入っていることがあります。

自分の契約書を読み直してください。確認の観点は面貸し・シェアサロンで働くにまとめています。

空白期間の扱い

店を閉じてから次が決まるまで、空白ができることがあります。この期間をどう説明するかを決めておいてください。

事実をそのまま伝えて構いません。伝え方はブランクから復帰するにまとめています。

履歴書にどう書くか

個人で営業していた期間は、職歴として書けます。屋号、期間、担当していた業務を書きます。

書き方は履歴書・職務経歴書の基本美容師の履歴書の書き方にまとめています。

面接でどう説明するか

「うまくいかなかった」だけで終わらせないでください。何をして、何が分かって、次に何を求めているか。

この3つを話せると、経験として伝わります。準備は面接の準備にまとめています。

独立の経験は強みになる

数字を見て動いた経験、材料費と売上の関係、集客の工夫。雇われる側に戻っても、この視点は残ります。

店長や運営の役割を任される場合もあります。進み方は店長・マネージャーへの道にまとめています。

警戒されることもある

「また独立するのではないか」と見られる場合があります。当面どう働きたいかを、こちらから伝えてください。

隠すより、先に話すほうが信頼されます。

収入は下がることが多い

売上をそのまま受け取っていた形から、給与の形に変わります。額面だけを比べると下がって見えます。

ただし、社会保険料の会社負担分と、材料費の負担が消えます。手元に残る額で比べてください。計算は美容師の給料の仕組みにまとめています。

歩合の設計を確認する

自分の売上に対して、どこから歩合が付くか。独立していた人ほど、この設計を細かく見る目があります。

対象、基準、率の3つを確認してください。

経験者としての条件交渉

年数と実績があるため、初任の条件をそのまま受ける必要はありません。ただし、根拠を示せる形で話してください。

進め方は給与の条件を相談する経験者として転職するにまとめています。

社会保険の切り替え

国民健康保険から健康保険へ、国民年金から厚生年金へ切り替わります。手続きは勤務先を通じて行います。

自治体への届出が必要な場合もあります。手順は保険の切り替え手続きにまとめています。

確定申告は残る

個人で営業していた期間の分は、自分で申告します。廃業した年の分も必要です。

雇われた後の年末調整との関係は年末調整と確定申告にまとめています。

求人の選び方

社会保険完備の求人経験者優遇の求人が中心になります。

安定を求めて戻るのであれば、完全週休二日制の求人残業ほぼなしの求人も並べてください。

業務委託に戻らない設計

同じ理由でまた辞めることにならないよう、入る前に確認してください。担当件数、勤務時間、社会保険、休みの取り方。

この4つが前と同じなら、結果も同じになります。

年齢によって選び方が変わる

30代なら、経験を活かして条件を上げる形が現実的です。40代以降は、体の負担と役割の両方を見ることになります。

考え方は30代の転職40代からの転職にまとめています。

空白を短くする

店をたたむ手続きと、次の応募を並行して進めてください。片付いてから探し始めると、空白が長くなります。

進め方は在職中の転職活動にまとめています。

また独立する可能性を残す

戻ることと、二度と独立しないことは別です。数年働いて、条件が整ってからもう一度という道もあります。

準備は独立・開業の準備チェックリストにまとめています。

今日からできること

まず、独立や業務委託を辞める理由を3つ書き出してください。次に、その3つが次の職場で解消されるかを確認します。

そのうえで、自分の契約書に競業や顧客に関する条項が無いかを読み直してください。

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条件を確かめながら、実際の求人を見てみましょう。

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よくある質問

戻るのは失敗ですか。

失敗とみなす必要はありません。収入が安定しない、社会保険が無い、体調を崩した、家族の事情が変わった。理由はそれぞれです。整理しておくと面接で説明しやすくなります。

社会保険の差はどのくらいですか。

国民健康保険には傷病手当金の仕組みが一般的に用意されていません。働けない期間の収入がゼロになります。年金の額にも差が出ます。

店をたたむのに何が要りますか。

契約の解約、届出、設備の処分など、手続きが発生します。期間も費用もかかるため、次の職場の入職日を決める前に見込んでください。

契約で気をつけることはありますか。

業務委託や面貸しの契約に、近隣での競業や顧客の引き継ぎを制限する条項が入っていることがあります。自分の契約書を読み直してください。

履歴書にどう書きますか。

個人で営業していた期間は職歴として書けます。屋号、期間、担当していた業務を書いてください。

面接でどう説明しますか。

「うまくいかなかった」で終わらせないでください。何をして、何が分かって、次に何を求めているか。この3つを話せると経験として伝わります。

警戒されませんか。

「また独立するのではないか」と見られる場合があります。当面どう働きたいかを、こちらから伝えてください。隠すより先に話すほうが信頼されます。

収入は下がりますか。

額面だけを比べると下がって見えます。ただし社会保険料の会社負担分と材料費の負担が消えます。手元に残る額で比べてください。

また辞めることにならないか心配です。

担当件数、勤務時間、社会保険、休みの取り方。この4つが前と同じなら結果も同じになります。入る前に確認してください。